days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

腰痛転じて福と成す@リストランテ アルティ(鷺沼)


今朝は腰痛で起き上がれず、急遽会社を休みました。
通っているよつば鍼灸接骨院は夏期休暇。
朝から晩まで働いている先生も休まなくては。
そんな訳で午前中は横になって腰を伸ばしたりして休んでいたら、昼時には外出出来そうな感じに。
すると仕事中の妻から「早く帰宅出来るから食事に行こう」と連絡がありました。
そうか。
子供もいつも通りに保育園に行っているから、その間にワインを飲みたいのだなぁ。
かくして飛び込みランチでもOKな、こちらのお店に行く事になりました。
腰痛になって良かったと初めて思いました(^-^;
気付くと4月以降、毎月アルティに行っていますね。
我ながら良い客です。


タクシーに来てもらうと、実は運転手の方も前回のランチのときに迎えに来てくれた方と同じ方でした。
降り際に「ここのお店は美味しいんですよ」と教えてあげました。


先日の朝までワイン会で散々飲んだお陰で、すっかり「酒はもう、暫くいいや」という気分だったのですが、ここに来るとついつい飲んでしまいます。
どうせ酔わないのに。
でも美味しい料理と一緒に味わう楽しみには代え難い。
最初は飲む気も無かったのに、結局飲んでしまいました。
相変わらず酔っていません。
酒飲みな土佐っ子の父親から受け継いだ遺伝子に感謝です。


スパークリングワインを頂いた後の前菜です。
新秋刀魚でズッキーニとパンチェッタを巻いたもの。

ソースはトマトにオレンジが入ったもの。
いやぁ、秋刀魚自体も美味しいけど、秋刀魚とパンチェッタ、ズッキーニの取り合わせって美味しいんですね。
そのときお出し頂いた白ワインがこちら。

結構飲みやすいワインでした。
もちろん料理との相性もとても宜しい。


白トリュフを散らしたポルチーニと豚のラグーソースフェットチーネ

ポルチーニ料理を希望したら出て来たのがこれ。
今週はポルチーニの入荷が無かったとかで、ラグーソースとしての登場です。
手打パスタも美味しい。
白ワインはこちら。

前回も頂いたのと同じようですね。
結構飲み応えのあるワインでした。
先のワインよりもこちらの方が好みかな。
無論、どちらも美味しいという前提ですが。


パスタ2皿目は紫芋ラヴィオリ、マッシュルームのソース。

今度は赤ワイン。

Baroloも前回頂いたのですが美味しかった。
何かこう、幸せになりますね。


キンキの一夜干しリゾット。

あかろんさん、いなちゃんと来たときに美味しかったので、今回もお願いしたら、何と七味唐辛子が軽く振られて出て来ました。
同じ料理でもアレンジを美味しく変えて出して下さるので、こちらも驚きがあって嬉しい。
緑色はアスパラガスです。
スパークリング・ワインはこちらでした。

最初に出たのを同じ。
食が進むのです。


さてメインの肉料理。
これがドーンと大皿に乗っての登場です。
豚のローストが出て来ました。

これは凄い。
思わず「おぉー」と声が出てしまいます。
生ハムにしても美味しい豚。
有難く頂きますよ。
小皿に取り分けてもらいました。

高く聳え立つ骨付き肉。
骨の周りの肉って食べにくいけれども、美味しいですよね。
赤味の肉はマスタードと、脂身は岩塩との相性がとても良い。
赤ワインは1998年ものCampora。

どっしりした飲み口。
肉に負けていません。
フィナーレに相応しい料理とワインでした。


デザートは無花果が乗ったソルベ。

写真では分かりませんが、カスタードソースが敷かれています。
爽やかな甘味です。


今日も散々美味しい料理をワインを頂きました。
驚きと喜びのある店は大好きですね。
また来なくては…と思っていたら、左手に座っていたカップルが声を掛けて来ました。
子供を同じ保育園に通わせているようです。
うちら夫婦は共に背が高いからか、保育園でも目立っているようです。
そういえばお子さんの名前、記憶にあります。
Oさんと名乗られたご夫婦も、とてもリラックスして楽しまれたようです。
こういう雰囲気もお店の魅力の1つですよね。