days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

CEDO(セド)@新百合ヶ丘


映画を観た後に行ってみたフレンチ。
美味しい店を見つけた、と思いました。
新しく整地された地域らしく、カーナビの地図にも載っていない住所に難渋し、何度もお店に電話して見付けました。
電話で応対してくれたのは、ソムリエのオリビエ・ドゥブロンドゥ氏。
オーナーシェフであるエリック・ドゥブロンドゥ氏の実弟だそうです。
エリック・ドゥブロンドゥ氏は2ヶ月に1度来日らしいので、この日はお見掛けしませんでした。
機会があったらオーナーシェフ氏の手料理も食べてみたいものです。


1台分の駐車場は運良く空いていたのでそこに停め、半地下のお店に入ります。
天気も良かったので白壁の店内も明るい。
ランチは前菜、魚、肉、デザートが食べられるコースをお願いしました。


まずは前菜。
フランス産フォアグラのソテー ベルガモット酒ソース オレンジのコンフィ添(トップ写真)。
フォアグラの火の通し方も良いし、オレンジの甘味と酸味が濃厚こってりなお肉と合います。
肉と甘い果実の取り合わせって、日本人が中々思い付かないのは、肉料理を食べ始めた歴史の短さによるものなのでしょうか。


魚料理。
キャベツのファルシ(魚のムースのキャベツ包み)。

白身魚のムースの中に鮭が入っていました。
口ざわりも良く、やや軽めのソースとも合います。


肉料理。
豚と牛肉のパルモンティエ(豚、牛ひき肉とじゃがいものグラタン)。

熱々で出て来ました。
しっかり炒めたひき肉を、たっぷりのじゃがいもで包んでいます。
旨味はあるのにややあっさり軽め。
これも美味しい。


デザート。
りんごのクラフティ。

玉子と生クリームたっぷり、でも砂糖の量を調整しているのでしょう。
こちらも甘さ控え目でした。


食べ飽きない、身体に優しい料理を目指しているのでしょう。
それは達成されていると思います。
機会があれば夜に来て見たいと思いました。


背後のテーブルには小学校低学年と思しき男の子が居ましたが、母祖母の付き合いで来た様子。
相当退屈していました。
小さい子供には、まだこういった店はちょっと酷な気がしました。