days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

ランチ@L'EROE OVEST(レロエ・オヴェスト)


先週末の土曜日昼過ぎ、映画を観て大笑いした後のこと。
一旦帰宅してから実家に1泊していた妻子を車で駅まで迎えに行くと、開口一番、「美味しいものが食べたい!」と妻が言います。
帰りの電車内で娘が不機嫌になったりで大変だったらしいので、それはさぞかし疲れたことでしょう。
急遽、車内からお店に電話を入れて、3人分の席を確保しました。
大テーブル席しか空いていないとのことでしたが、大テーブル席は初めて。
当初は空いたら普通のテーブル席への移動をお願いするつもりでしたが、娘を間に挟めるので、結果的にこちらで良かったです。


私は車の運転があるので、お酒は妻のみ。
1人で飲んで、運転で飲めない私に対しての優越感に浸って、相当に楽しそうでした。
コースは例によっていつも通りにお任せでお願いしました。
さ、何が出て来るでしょうか。
今日も楽しみです。


トップ写真にある前菜は、ラムのグリル、白身魚(失念)のカルパッチョ、魚のフリットのカレー粉風味、えんどう豆のスープ(そう、『エクソシスト』で少女リーガンが口から吐き出したヤツ…と考えるのは不謹慎ですが)、ムール貝とどれもいつもながら美味しい。


穴子とトマトのスパゲッティ。

これは初めてですね。
鰻も好きな娘は、穴子も食べていました。
ここのお店のオイルベースのソースは、パンに付けて残さずに頂いてしまいましょう。


根菜とオクラ、ベーコンとバジルの平打ちパスタ。

水牛のモッツァレラ(白い部分)の小玉が入っていて、娘にあげたら大喜びしていました。
娘は朝10時過ぎまで祖父母宅でだらだら朝食を取っていたそうですが、結構食べます。
食べられそうなものを取り分けると、前菜の魚のフリットはむしゃむしゃ。
パンもはぐはぐ食べて、お代わりを頂きました。
パスタも「うどん!」と言って、結構食べました。
普段から安いチーズが好きですが、料理に乗っていた薄切りパルミジャーノや、パスタに入っていた水牛モッツァレラが特に気に入った様子。
親の分を殆ど食べてしまいました。
「ちーずぅっっ!!!」と店内に響くような大声で言うので、誕生週間だからと、先のモッツァレラやパルミジャーノなどを盛り合わせで頂くことになりました(我ながら甘い…)。

フォークで刺して食べようとしますが、小さくて丸いので幾つかは転がります。
そうなると業を煮やして手掴みでぱくぅっ!
モッツァレラは、自宅ではスーパーで売っているような牛乳から作られたものを、娘は少し食べる程度でした。
水牛のは味が仄かに濃くて甘いし、新鮮なものは柔らかいですよね。
微妙な差ではありますが、いたく気に入ったようです。
小さな子供でも味が分かるんですね。
誕生週間だから特別…などという理由で上げてしまいましたが、水牛モッツァレラは全部食べてしまいました。
こんなに小さいうちから贅沢してはいけません。
家では安いチーズに戻しますよ。


挽肉と野菜のラヴィオリ、トリュフ薄切り乗せ。

こんなに薄くて、こんなに小さいのに(1辺4-5cmくらい)、食べると何で幸せな気分になるのでしょうか。
さぞかし赤ワインも美味しいことでしょう(と、妻を睨みます)。


鶏肉のグリル。

下にはポテトのピューレを、上には薄切りチーズ(確かパルミジャーノ)。
チーズは見付けた娘に殆ど食べられてしまいましたが、バルサミコソースがほんの僅かに付いていると、口から出して返してくれます。
嬉しくありません(-_-#)
それにしても、何で子供はこんなにチーズが好きなのか。


最後は嬉しい驚きが。
明日は娘の誕生日と知った芝さん以下、メッセージと蝋燭付きで、西野シェフらスタッフの方々全員でハッピーバースデイのイタリア語版を歌ってくれました。

さすがに満腹になったらしいのと、元から甘いものを与えるつもりもないので、全て私の胃袋に入ってしまいましたが。


気付くとほぼ毎月のように通っていることになります。
いつもいつも美味しい料理と御もてなしでありがたいことです。
ご馳走様でした。

レロエ オヴェスト 三規庭

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