days of cinema, music and food

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サンダーロン直巻きしたHDMIケーブルのその後


先月末に皮膜を剥がして手持ちのサンダーロンテープを直巻きしたHDMIケーブル(写真はその作業中のものです)。
さ、そろそろ音も落ち着いた頃合です。
除電によって、どんな音の変化があるでしょうか。
このところのリファレンス・ディスクを使って聴いてみましょう。
聴いたCDは、例によってスティングの『ナッシング・ライク・ザ・サン』、スティーヴ・ウィンウッドの『クロニクルズ』です。
共にSHMCDで、それぞれここここで紹介しています。


まずは『ナッシング・ライク・ザ・サン』。
勿論、再生前にマスコット除電器をディスクにもスピーカにも使いますよ。
さて再生。
『ビー・スティル・ビーティング・マイ・ハート』と『イングリッシュマン・イン・ニューヨーク』の2曲を続けて再生します。
おっと、いきなりもう音が違います。
元々高域がキツ目のCDだと思っていたのですが、付帯音がすっかり取れて耳馴染みの良い音に変化。
しかも高域自体はキラキラ美しく、様々な楽器が演奏されているのがはっきり分かります。
何度も何度も聴いている曲なのに、「こんな金属系パーカッションの音が入っていたんだっけ?」と思ったり。
これは嬉しいですね。


続いて『クロニクルズ』から『青空のヴァレリー'86』と『ハイヤー・ラヴ』。
どちらもパーカッションが印象的な曲で、前者はシンセサイザーの音も含めて厚めの音作り。
後者はもう少し空間を生かした音作りでしょうか。
ウィンウッドは高域少な目の耳馴染みの良い音が好みかと思っていましたが、今回の再生ではやはり高域が目立ちました。
いえ、正確には楽器の分離が良くなったので、高域の音もより聴こえて来るようになった、というのが正解でしょう。
分厚い低域もきっちり聴かせてくれて、ベースなんて嬉しくなって来るくらいですから。
音量も大きくしてしまうので、聴き慣れたCDでも色々と発見があります。
これって音楽を聴く楽しみの1つでもありますよね。


やはり直巻きは大成功です。
アナログ出力に比べてHDMIの音は…という不満もかなり解消されました。
というか、暫くは今のシステムで良いんでは?
でもこうなってくると、プレイヤー内部でディスクが回転する際に発生する、空気摩擦による静電気も何とかしたくなるしなぁ…
というか、それが本命でしょう。
じゃぁやっぱり、えびパンさんが随分と前に教えて下さった静電気除去水アンチスタHを購入か?
無論、スピーカ除電にも興味が沸いてくるし。
キケン、キケンです。
ってか、既に除電にどっぷり浸かっている気がしますが(^^;


因みに夜使用するホームシアターではエアコンを使っています。
節電が叫ばれているこのご時世ですが、電気の消費が多くなるのは1日の内数時間。
電気が余る深夜にまで節電するのは、全くの無意味です。
節電も大事ですが、節電をするのであれば理に適ったやり方でしたいものです。