days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

ボルシチ、久々に作りました。全く新しいやり方で。


先日のロゴスキーでボルシチを食したときに、野菜や肉が細かく切られて入っていたのを見て、これなら娘も食べてくれるかも知れないと思い、実行に移した今日になります。
それに共働きの我が家では、大量にボルシチを作っておくと、2-3日は持って楽ですからね。
今まで、我が家のボルシチはこんな風に、ゴロゴロと大きめの肉や野菜が入っていました。
これは基本的に具は大きい方が食べでがあって好きという妻の好みと、レシピ本に書いてあったのがこの手のだったので、という理由によります。
でもあちこちネットで検索すると、どうやらごろごろ系よりも細かい系の方が、本場に近いようであります。
ではと、ごろごろ系から細かい系に、大胆な方針転換なのですよ、えぇ。


実際には次のように作ってみました。

  1. 鍋で湯を沸騰させ、そこにすね肉を入れ、弱火でコトコトとアクを取りながら1時間程度煮ます。煮たら肉はザルに取っておきます。
  2. キャベツとじゃがいもを千切りにして肉を茹でたスープに入れ、塩とローリエの葉を入れて中の弱火で煮ます。
  3. 水煮缶のビーツ、にんじんを千切りにし、バターを熱したフライパンで炒めます。
  4. フライパンに微塵切りにしたたまねぎ、赤ピーマン(パプリカ)を入れて炒めます。
  5. トマトの水煮缶をジュースごと、すりおろしにんにくを、さらにフライパンに入れて炒めます。
  6. フライパンの中身を鍋に入れ、最初に茹でた肉を短冊切りにして鍋に入れます。
  7. 小麦粉をフライパンで茶色になるまで炒め(焦がさないよう注意)、炒め上がったら水を入れて伸ばし、鍋に入れます。
  8. 野菜が柔らかくなったら、塩、隠し味にレモン汁を入れ、皿に盛ってサワークリームを入れて出来上がり♪












野菜も肉も細かくしたので、手間は今までの方法に比べて3倍くらい掛かりました。
しかも全行程を1人で行ったので、食べるまで4時間も掛かってしまいました。
途中ではちょっと他に注意が行っている間に小麦粉を焦がしてしまい、やり直し。
やり直した際には、火からフライパンを離して右手で持って揺すっていたので手首が痛くなり、途中から左手に持ちかえたり。
中華料理人は中華鍋ばかり使って腱鞘炎になるのが職業病だそうですが、うなずけます。
でも全体的に難しいところはありませんし、大体にして具が小さくなったのでとても食べやすい!
塩味は余り濃すぎないように。
私はあっさり薄味、サワークリームを入れて丁度良いくらいが好みです。
また炒めた小麦粉を入れるのに妻は相当に懐疑的で、「入れなくても良いんじゃないか」と懸念を表明していましたが、いざ実際食べてみると「全然粉っぽくない!」と好評でした(^^
また今回は、拙blogにて幾度かご紹介した近所のパン屋、もあ四季彩館で買って来たピロシキを一緒に食し、ロシア気分を盛り上げました。


肌寒い時期に熱々のボルシチ、如何でしょうか?
お勧めですよ。
そうそう、娘も食べてくれました。
作った甲斐もありましたとも。