days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

"Inception" Blu-ray Disc Box


このところ配送遅れが目立っていた熱帯雨林さん。
何しろ熱帯雨林さんオリジナル商品までもが発売日の2-3日後に到着という体たらくでしたから。
この日は最近には珍しく発売日に到着しました。


クリストファー・ノーランのSFアクション・スリラー『インセプション』のAmazonオリジナル商品、スチールブック仕様です。
通常に市販されているものと違い、邪魔なDVD-VIDEOは入っておらず、ディスクはBDのみ収録。
おまけでトーテム(コマ)と『「夢共有装置」取扱説明書』なるものが入っていました。


熱帯雨林さんのお馴染み段ボール箱を開けると、まずその余りにぶっきらぼうな製品の箱に驚かされます(笑)。
kajugumiさんだったら怒り出しそうな(^^;)、合わせ目がばっちり開いた黒塗りのダンボール箱なのですから(トップ写真)。
「れれれれ????これはわざとか!?」と思って裏面を見ると、こんなんなっています。

デカデカ書かれた注意書きアイコンと、下に小さく書かれた「この箱は梱包材です。」の文字に目が行きますね。
あれ、熱帯雨林さんの商品紹介ページには、ちゃんとこれも写真で乗っているんですけど。
梱包材も写真に撮るんですか…。


その「梱包材」を開けると、上部に小さく切られた部分があり、その下にスチール缶が入っています。

缶はティーザーポスターと同じデザインですね。
何だろ、この上部の小さな切れ込みは…と開けて見ると、はい、トーテムが入っています(笑)

映画をご覧になった方がお分かりですよね。
そう、アレです、アレ。
ほう…と思って手に取ってみると、アレレ残念。

半面にでかでかと「INCEPTION」の文字が躍っていました。
文字分凹んでいるということは、その分左右の重心に偏りが出そう。
コマとして大丈夫なんでしょうか。


スチール缶を取り出すと、おや、まだ何か紙が入っていますね。
かなりぺらぺらなので、気付かずに梱包箱ごと捨ててしまう人も出てきそう。

これが『「夢共有装置」取扱説明書』なんですね。



ちゃんと「使用上の注意」まであります(笑)。
こういう試みは評価したいです。
もちろん、この装置は劇中にのみ登場する架空のもの。
名前だけ取ると、藤子・F・不二雄の『キテレツ大百科』にでも出てきておかしくないです。


缶ケースの裏側はこんな感じ。

左が缶ケース裏面、右がケースにあてがわれていたペラペラの解説・仕様書です。


ケースの中身はこう。

2枚共BDです。


試しに深夜に再生してみました。
音量は通常の鑑賞時と同じくらいです。


パリのカフェでレオとエレン・ペイジが居る場面。
ボカンボカンと2人の周囲で爆発が発生しますが、この音が凄い。
フロント、サラウンド含めて超低音、重低音が炸裂して、部屋が振動します。
市街地折り畳み場面。
ぐごごごごーと低音が地響き立てています。
どんだけ音量上げているんじゃいと言われそうですが、そう、先日の白須さんのご指摘もあった通り、無意識に爆音体質になってしまったようなのです。
これがホントの体質改善…なんつって。
「あれま市街地に突如機関車出現」場面はさらに恐ろしそうなので、再生は諦めました。
近所迷惑ならぬ家庭内迷惑に成りかねません。


画質も素晴らしい。
高細密且つ自然な色調。
人肌もリアル。
まさしく高画質・高音質。


深夜の視聴はちょっと難しいかも知れませんが、早く通して観てみたいもの。
劇場での鑑賞直後は「傑作だ」と興奮したものの、その熱も2-3日で醒めてしまうのも早かった。
その理由も自分で知りたいのです。


早くも転売屋の罠に引っかかり、12,000円もの高値が付けられています。
残念ですね…