days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

4日目


とうとう通勤経路に使っているJRが運行停止になった為、出勤出来なくなりました。
妻は顧客との打ち合わせがあるとかで出勤、私は娘を保育園まで送ってから買出しです。
しかも今日から計画停電が開始予定となっています。
米とトイレットペーパーが残り少なくなったのと、懐中電灯の乾電池が足りないのとで、まずはあざみ野東急ストアに行きました。
乾電池を除き、今週もしくは来週中に切れそうだからです。
案の定、目当ての物は1つもありませんでした。
売り切れたのと、入荷の見込みが無いからです。
トップ写真の通り、鮮魚コーナーなど殆ど全滅です。
しかし店内大混雑。
レジコーナーまでは長蛇の列となっていました。

シリアルや即席スープコーナーも殆ど売り切れです。

余裕があるのは高めのシリアル類か、コンソメ類くらいでした。


冷凍庫は余剰在庫すらあるくらいだし、大人の食事は大丈夫です。
娘用にと野菜類を買ってから、今度は期待薄とは言えホームセンターに向かいました。
こちらはですね…上記のような品物も目当てだったのですが、実は別に重要な買物任務もあったのです。
それはトイレのつまりを無くす吸盤状の器具です(´∀\*)
ここのところ、独りおしっこをトイレで自力でこなす事にやる気を見出した娘が、調子に乗ってトイレットペーパーをからから引っ張り出して、便器を詰まらせてしまったのですね。
このトイレットペーパーが貴重なときに!
まぁそれはそれとして、ホームセンターのエレベータホールにも、こんな看板が立っていました。

巨大吸盤は無事に買えたので帰宅。
自宅近くのガソリンスタンドは閉店状態になっていました。

車やコーンを使って敷地内に入れないようにしています。
元々価格も高かったですが、これは中東の政情不安もありました。
国道も含めて走行車両量はいつもよりかなり少なかったです。


計画停電は地域ごとに3時間程度を見越されています。
たかだか3時間程度だと言うのに、こうまで人々の恐怖や不安が煽られて物を買い漁るようにさせるのだとは。
私も人の事を言えないのかも知れませんけれども。
こちらでは、食料は潤沢と言えなくとも、枯渇は考えられません。
問題は当然ながら被災地でしょう。
そちらの方に食料や燃料、必要な物資が届く事を願っています。


原発事故に関しては、命を賭して現場で奮闘している方々には敬意を表したい。
と同時に、東電と政府の情報発表に疑問を持ちました。
情報公開に積極的でないのか、それとも状況を把握していないのか。
特に東電側の対応が酷い。
二転三転した停電情報もそうですが、事故の状況分析も甘過ぎます。
パニックを抑えるために楽観的な情報を出していたとしたら、情報公開の原則に反しますし、本気で楽観的だとしたら甘過ぎる。
またそういった東電に対して大手マスコミが批判を控えているのも、東電が巨大スポンサーだからではないでしょうか(ジャニーズを批判出来ないのと同じ)。
一方の政府側は、フリーのジャーナリストや海外メディアには記者会見参加を認めず、情報公開に積極的でない菅政権そのもの。
程度の低い質問を繰り返す大手メディアも目立ちます。
まだまだ日本は情報の扱いに関しては後進国だと思いました。