2005-06-19 蝙蝠男始める cinema ここ十数年でしょうか、特にワーナー系では邦題からナカグロを取る傾向にあるようです。とまれクリス・ノーラン期待の新作『バットマン ビギンズ』(Batman Begins)は、その期待に違わぬ面白さ。 ダークで暴力的、恐怖さえ感じさせるとんがった映画になっています。 独立系映画で注目された監督が、大作を任されるとスポイルされる傾向がある中、ノーランは自己流を貫きます。 夏休み映画らしからぬ強烈な1本として、とにかくお薦めです。