days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。


ということで、初日に行って来ましたよ。
マイケル・ベイのSFアクション大作『アイランド』(The Island)に。


やっぱりアホ映画でした。


わたしゃ、70年代ディストピア映画かと思いましたよ。
いや何、内容だけでなく、映像までも。


何故か世間では「映像派」として評価の高いベイですが、オリジナリティの欠如もここに極まれり、ですね。設定やプロット、映像的に『2300年未来への旅』『THX-1138』からの引用が目立つし、『コーマ』まであり、予告にある通りに『ジェダイの復讐』もあるのだから。
しかも自身の前作『バッドボーイズ2バッド』のカーチェイスを繰り返します。

SFとしても物語はリアリズム無視だし、やはりぼかんぼかんと爆発すればベイ的にはOKなのでしょう。
相変わらずの細切れ編集もうんざり。
でもまぁ、過去のベイ作品に比べれば、そう酷くも無かったですけどね。
そこそこ楽しめます。


あ、当方のお目当てユアン・マクレガースカーレット・ヨハンソンは相性宜しかったです。
魅力がちゃんと引き出されて切っているかどうかは、ともかく。
ユアンは良かったけど、スカーレットはもっと引き出せるのでは、と思いました。


ま、人間も描けないベイですから・・・。