days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

死者の夜明け


フランス土産にジョージ・A・ロメロ先生の名作『ゾンビ』(Dawn of the Dead)のDVDを購入。
て、フランス行ってもゾンビかい。


↓これは国内盤DVDだけど


でもね、なんてったって5ユーロですよ、5ユーロ。PAL盤だけど。
この安さ、日本じゃ考えられません。
何度も観ている映画なので、英語字幕が無くとも問題ありませんし。
但し、ダリオ・アルジェント編集による版です。


この映画を観るのは20年振りくらいだと思うのですが、アルジェント版は初。
全体にテンポが速く、現代に通用する映画になっていると思います。
が、音楽や編集がブツ切りの印象は否めません。


幾つかの場面が削除されていたり、逆に観た事の無いショットが追加されていたりしていますが、1番違和感を感じたのはゴブリンの音楽でしょうか。
やたら威勢が良いので、ラストなぞ印象がまるで違います。
ま、確かに、ロメロ版でのピーター覚醒場面の「パンパカパ〜ン!」音楽は失笑ものでしたけど、エンドクレジットでの虚無感なぞは、やはりロメロ版に軍配が上がるかと。


PAL/NTSCに関係無いPC再生が目的で購入し、実際にそうやって観た訳ですが、さすがに2時間もPC机でじっとしているのは少々しんどいですね。
で、何気にDV-S737にディスクをかけてみたら、何と再生が始まってびっくり。
何だ、対応しているんじゃん。


早速、三つ目プロジェクターのPAL対応の調整を、アークスに頼んだのでした。
調整してもらったら、他のPALディスクも楽しめます♪


・・・って、こんなんだったら、もっと色々と買って来れば良かった (T T)