days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

魔法をかけられて


で夜は、久々に新作レイトショーに出掛けて来ました。


ニコール・キッドマン主演の、あの往年の名作テレビのリメイク『奥さまは魔女』 (Bewitched)です。
エフロン姉妹による捻った脚本は面白く、鑑賞前の不安と危惧を吹き飛ばしてくれました。
現代では、こうでもしなくては通用しないのでしょう。
ですが、ノーラ・エフロンによる演出はちょっとスマートさに欠けるかも。
ここは脚本家としての技で切り抜けた、ということですね。


ニコールはあごの線なぞに年齢を感じさせますが、さすが大女優。
本来ならば20代前半くらいの女優が演じるべきなのでしょうが、そこは技量でカヴァーしています。


ウィル・フェレルは『ズーランダー』の怪演が強烈でしたが、意外にまとも。
キレ演技場面で本領発揮していました。
超久々シャーリー・マクレーンが面白く、何だか得体の知れない役にはまっていました。
爆笑ものです。
現在、北米で大ヒット中の注目作『The 40 Year-Old Versin』の主演&脚本のスティーヴ・キャレルも、終盤で突如登場し、場をさらう怪演でした。


佳作とまでいかないものの、結構楽しめるロマンティック・コメディでした。