days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

猪鹿パーティ


父から猪肉と鹿肉を大量にもらったものの、どう考えても食べ切れないので、先月の蟹パーティのときに来られなかったメンツを中心に、パーティを開きました。
時期的にも忘年会ですね。


写真は、左2つが猪、右が鹿肉です。
何となく大きさが伝わるでしょうか。
ずっと冷凍していたのですが、3日前から冷蔵庫に入れて解凍しました。
中がソルベ状になっていたので、切りやすかったです。


さて、猪肉は鍋に、鹿肉は塩胡椒で焼いて食べます。
普通は余り食べられない、珍しい肉料理の2本立てです。


鍋はいわゆる牡丹鍋
牛蒡と大根、白菜、ネギ、コンニャクを入れ、味噌とみりんで味付けします。
猪は脂身も凄く分厚いのですが、これが不思議と全く脂臭くありません。
鍋にも脂が浮かないのです。
しかも鍋で水から茹で、そこに味噌・みりんで味付けして煮込むと、煮込めば煮込むほどに味が染みて美味しくなります。
煮込んでも硬くならないし、脂が浮かないしで、全く不思議な肉です。
脂身の外側には皮も付いていているし、ちょっと獣っぽい味ですが、さっぱり。
鍋2つで同時に食べたので、お後はうどんと雑炊にしました。
これも美味!
だしが出ていて本当に美味しい。


鹿肉はフライパンで塩・黒胡椒で焼いただけですが、こちらもさっぱりしたお肉で美味!
皆、赤ワインが進んだようです(私は途中参加の友人たちの送迎で、アルコール一切無し)。


ついでに、父からもらったハチの子佃煮、日本蜂の蜂蜜も出しました。
どちらももの珍しいだけでなく、好評で良かった。


鍋の合間に近所の超豪華で派手なイルミネーションを案内したところ、皆予想以上の絢爛豪華さに圧倒され、楽しんでもらえたようです。
連れて行った甲斐があったというもの。


話も弾んで笑いも絶えず、また美味しかったようなので、皆満足してくれたようで何より。
当日、愛知から車で数時間掛けて来てくれた友人もいました。
こういうときに集まってくれた友人たちの存在は、自分にとっていかに大きいか。


そして何より、いつも面白い食材をくれる父にも感謝。
彼の好奇に満ち、人を楽しませようとする心は、大事にしたいし、自分でも受け継ぎたいものです。