days of cinema, music and food

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やっぱり『キング・コング』は凄かった!!


はいはい、予告通りにピーター・ジャクソンの『キング・コング』に行って来ましたよ。
前評判通りに超パワフル、呆れるばかりのアクションの連打、クライマクスは目も眩むようなアクションとエモーションを喚起させられ、素晴らしい仕上がりでした。


映画としての出来映えでは、オリジナルの1933年版を凌駕したのではないでしょうか。
ただアン・ダロウとコングの恋愛ものとしての雰囲気は、1976年版を意識しているように感じました。


以下、観ていて気付いた細かいネタ。知りたくない方は飛ばして下さい。

  • オープニングとエンディングのタイトルは、オリジナル版に似せている。
  • 劇中に「フェイ・レイは今、メリアン・C・クーパーの映画に出ている」という台詞が笑わせる(1933年版はクーパー監督、フェイ・レイ主演)。
  • コングが見世物になる場面で登場している指揮者は、完成直前で降板したハワード・ショア。その場面で流れる音楽は、1933年版のマックス・スタイナー作曲のフレーズが流れる。
  • クライマクスの複葉機パイロットは、リック・ベイカー、ランドール・ウィリアム・クックら特撮マン(もちろん”エイプ・クレイジー”ことベイカーは、1976年版コングを自作自演した特殊メイク・アーティスト)。


とにもかくにも大お薦め!