days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

ハリー・ポッターと炎のゴブレット


明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。
皆さんにとって、良い年でありますように。


さて、今年最初のネタはやはり映画です。
ようやく観て来ました。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(Harry Potter and the Goblet of Fire)を。
結論から申し上げると、シリーズ最高作と言えましょう。
スリルやアクションもたっぷり、幾重にも仕掛けられた意外な展開もたっぷり。
2時間40分弱と長尺ですが、退屈させません。
有名演技派スターも大挙登場するのに、どれも顔見世程度というのも豪華。
中には声とCG顔だけで出なかったり。
贅沢というか、勿体無いと言うか。


映画はかなり暗めの雰囲気で、しかも終盤には結構残酷描写があったりで、小さいお子さんに見せたら恐がる可能性が大です。


これは原作の欠点でもありますが・・・各エピソードは面白くとも展開がスムーズでなく、ぶつ切りの印象を与えます。また、原作に忠実であろうとする余りにエピソードを盛り込みすぎ、逆に扱いが中途半端になった登場人物も複数見受けられます。


音楽はスピルバーグの『ミュンヘン』と重なったジョン・ウィリアムズが降板し、パトリック・ドイルが初登板。有名なテーマ曲は2箇所くらいしか出ないし(しかも中盤以降)、映画の内容に合わせて重い曲が多いです。しかも印象が薄いのが勿体無い。
好きな作曲家なのですけどね。『いつか晴れた日に』とか『カリートの道』などの方が良かったです。


それにしても、皆すっかりティーンエイジャーですね・・・。
月日が流れるのは早いですなぁ。