days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

a short walk home


今日は駅から自宅まで歩いて帰りました。
このところ、諸般の事情でバスで帰っていました。
久々に歩いて帰ろう。
駅と自宅の間は徒歩30分弱。
ちょっとした散歩になります。


駅の近くの賑わいや、和菓子店、レター屋(というのでしょうか、変わった便箋やレターセットの専門店です)、パン屋、ファストフード屋などの店先を覗きながら、てくてく歩きます。
どれどれ、今度あのお菓子を買ってみようか。


真ん中より手前に位置する大型書店にて小休止。
本屋には居るだけで楽しくなります。
読みたい本、興味引かれる本の山、知の山、宝の山なのですから。
しばしページを繰り、眺めるだけでも満足。
今日は1冊購入し、帰路に戻ります。


そこからすぐに、桜並木道に入ります。
枝で出来た頭上の暗いトンネルを眺めながら進みます。


ふと、木の根元の地面に目を留めます。
今朝がたは、近所で霜柱を見ました。
もう出来ているのでしょうか。
さすがにこの時間には、まだ霜柱は出来ていません。
それを確認しただけでも、何となく気分は良くなります。


些細な好奇心を満たされただけでも機嫌が良くなるとは、人間とは面白い生き物です。
動物もそうなのでしょうか。
犬は。
猫は。
烏は。
犬は夢を見るそうですが、どんな夢を見るのでしょうか。
夢もやはり黒白なのしょう。
そう言えば人によっては白黒の夢を見るそうですが、私の夢はまず殆どがカラーです。
記憶にあるだけでは、1度だけ白黒だったことがあります。
さすがにどのような夢かは憶えていませんが。


などと思索(と言えるほどのものではありませんが)のおはじき遊びをしている間に、家に近付いて来ました。
今日は真冬の寒さだったのですが、もう身体がぽかぽか。
どうやら私が散歩していたのは、自分の頭の中だったようです。


何もせずに歩くだけでも、色々と考える時間、思う時間、感じる時間が得られます。
暗い夜道もカラフルな世界に変わります。
これも私にとって愉しみの1つです。