days of cinema, music and food

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南部せんべいを入れて♪


お味噌汁(というか、芋煮みたいに具だくさんになってしまいました)に南部せんべいを入れました。
ばきばき割って、少々柔らかくなったら熱々を食べます。
文字通り、せんべい汁です。
身体も温まります。


母方の実家は青森県三戸郡
高級ニンニクで有名な田子町です。
南部せんべいもよく食べられ、祖父母の家ではお味噌汁や鍋などにも入れています。
地元では、鍋用の煮崩れない南部せんべいが入った材料セットも売っています。


また、「せんべいの耳」なるものも売っています。
文字通り、はみ出た耳だけ袋詰めされたもの。
大体固いので、鍋や味噌汁に入れて柔らかくすると食べ易いでしょう。
私はこのまま固くてもOKです。
固いままでかじってしまいます。


この場合の「南部」とは、どうやら盛岡から八戸辺りのことを言うとか。
南部せんべいの由来も、兜に小麦粉を入れて作ったのが始まり、などと言われています。
だからなのか、表と裏に綺麗な模様があるのですよね。
薄い塩味だけですが、食べ飽きません。
元々は黒胡麻しか入っていませんが、ピーナッツや小えびが入ったものなど、色々とバリエーションはあります。
何も入っていないプレーン・タイプもありますね。


私は1番伝統的な黒胡麻入りのが好き。
味が薄い!という方は、マーガリンを付けるのもお薦め。
騙されたと思って試してみて下さい。
結構いけますから。


個人的にはマーガリンを塗ってからハチミツを塗るのが好きですが、中性脂肪の取り過ぎに注意しなくてはいけませんね。


お椀に割ったせんべいを入れて、お湯をかけて食べるだけでも、さっぱりとしたお吸い物になりますよ。