days of cinema, music and food

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Assault on Precinct 13


ジョン・カーペンターの佳作『要塞警察』(1976)をリメイクした、『アサルト13 要塞警察』初日を観てきました。


主演はイーサン・ホークローレンス・フィッシュバーン
他にジョン・レグイザモマリア・ベロガブリエル・バーン、超久々のブライアン・デネヒー。低予算映画で知っている役者が誰一人出ていなかったオリジナルに比べ、こちらは知っている顔がぞろぞろ出ています。
前々から楽しみでしたが、ひっそりといきなり公開ですか。
でも、観客動員に貢献しそうなメンツではなく、中堅どころした出ていない以上、仕方無いのでしょうね。


閉鎖目前で人も武器も殆ど無い警察署が、謎の武装集団に襲撃されます。
署内にいる警官と犯罪者たちが、圧倒的不利な状況下で力を合わせて、状況を打開していくというサスペンス・アクションです。
オリジナルのプロットだけ拝借し、随分と話を膨らませていますが、現代的なアレンジは良いとして、絶望的状況や暗闇の恐怖といったものが薄くなったのは残念。
ですが、警官と犯罪者と立場が違う者同士の友情(らしきもの)も描かれているしで、2時間弱の上映時間を楽しめる映画になっていると思います。


贔屓のローレンス・フィッシュバーンは、『マトリックス リローデッド』以来の太め体質を維持。もう少しダイエットした方が良いのでは。
それよりも、ブライアン・デネヒーが元気な姿で登場してくれたのが嬉しかったです。20年前の『コクーン』(1985)のときからおじいさんでしたが、今度は引退間際の警官として登場。今年66歳ですから、今度こそ本当のおじいさんですね。