Wallace & Gromit in The Curse of the Were-Rabbit
もちろん観て来ましたとも。
10年来のファンであるウォレスとグルミットの新作、『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』を。
短編3本も、それぞれ佳作・傑作・秀作ですから、初の長編にも期待してしまうというもの。
アードマン・プロ&ドリームワークスの前作『チキンラン』も良かったですが、本作もやはり良かった。『チキンラン』で失われていた牧歌的なものが復活しています。
そう、あの短編にあった、のんびりした雰囲気が。
今回も飼い主である発明家ウォレスを救う大活躍を見せるグルミット。
彼の駄目飼い主に対する愛情と忠犬振りには泣かされます。
一言も口を利かないのに、何て表情豊か。
もっともっと、グルミットの活躍を見たい。
続編を作ってくれないかな。
レイフ・ファインズは、持ち前の美声で鼻持ちなら無い、しかも間抜けで憎めない悪党を演じていた楽しい。
ヘレナ・ボナム・カーターも、このシリーズならではの美女なんだかそうでないんだか分からない女性役だったけど、純粋で(ちょっと世間慣れしていない)可愛い役でした。そういえば彼女、今年のアカデミー賞長編アニメーション部門ノミネート作である本作と『ティム・バートンのコーオプス・ブライド』の2本で声を当てていますね。
クライマクスは奇想天外で手に汗握る大アクション、アイディアとしては第2作『ペンギンに気をつけろ!』及び第3作『危機一髪!』には及ばないのが残念だけど、それでも『キング・コング』への思わぬオマージュもあったりで満足です。
シネコンでは日本語吹替え版しかやっていないので、原語版を観る為に渋谷まで出かけましたが、その甲斐もあったというもの。
欽ちゃんも悪くないけれど、やっぱりウォレスはのんび〜りしたピーター・サリスの声でないと。
ウォレスとグルミットの大活躍を久々に大画面で観る事が出来て、かなり満足したのでした。
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