days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

ロールキャベツ


冬の恒例、ロールキャベツを作りました。
手本は洋食屋EDOYAのものです。
下拵えしてから食べられるまで数時間掛かる大作です。しかし自分で言うのも何ですが、美味しいのですからやめられません。
これを作って以来、外でロールキャベツを食べる気が失せました。



■ロールキャベツの材料(10個分)
キャベツ大1個、逢引肉700g、玉ねぎ大1個、卵2個、パン粉1カップパルミジャーノ粉小さじ2、ナツメグパウダー少々、赤ワイン30cc、トマトケチャップ大さじ2、塩小さじ1強、黒胡椒、砂糖少々



■煮込み用スープの材料
トマトケチャップ100cc、トマトジュース1/3カップローリエ1枚、タイム少々、白ワイン1/4カップ、ベーコン10枚、玉ねぎ大1個、にんじん1/2本、セロリ1本、にんにく4片、オリーブ油適量、塩少々、黒胡椒少々




■キャベツの下準備をしましょう♪

  1. キャベツの芯をペティナイフで抜きます。深めに切り込み、ぐるりと1周して、すぽっと抜きましょう。
  2. 深さのある鍋でお湯を沸騰させ、塩大さじ1(材料外)を入れます。キャベツは芯の穴を上にして、浮かないように菜ばしなどで押さえます。
  3. キャベツの葉が透明になりつつあったら、外側から1枚ずつ剥がしてボウルに入れます。
  4. 剥がした葉を盛ったボウルは流水で冷します。ここで葉が柔らかくなります。茹ですぎないようにしましょう。

■タネを作りましょう♪

  1. 玉ねぎはごく細かい微塵切りにします。
  2. 微塵切りにした玉ねぎをボウルに入れ、卵を割り入れます。塩、黒胡椒、パルミジャーノナツメグ、赤ワイン、砂糖少々、ケチャップを入れて軽く混ぜ合わせます。
  3. 挽肉を入れ、満遍なく混ぜ合わせます。手で握り潰すような感じで混ぜましょう。
  4. パン粉(EDOYAでは生パン粉を使っているようです)を入れ、さっと混ぜ合わせます。

■キャベツを巻きましょう♪

  1. キャベツの葉の軸の部分を削ぎ落とします。
  2. 外側になる大きな葉を置き、その上に内側に来る小さめの葉を大きな葉の真ん中に置きます。勿体無いので削ぎ落とした軸も置いてしまいます。
  3. タネを手に取り、俵型にまとめ、キャベツの葉の真ん中よりやや手前に置きます。
  4. 葉を手前から向こうにひと巻きします。
  5. 右側を内側に折り込んでから、また向こう側へぐるぐると巻きます。
  6. 残った左側を内側に押し込み、全体の形を軽く整えます。

■鍋に並べましょう♪

  1. 厚手の鍋にロールキャベツをぎっしり敷き詰めます。
  2. ひたひたになる程度に水を入れ、スープの素を入れます(本当は鶏がらスープらしいです)。
  3. ケチャップ、トマトジュース、塩、黒胡椒、ローリエ、タイム、白ワインを入れ、強火で熱します。
  4. 煮立ったら弱火でコトコトさせましょう。

■スープの具を用意しましょう♪

  1. ベーコンは繊維に対して垂直に細めの千切りにします。
  2. 玉ねぎ、にんじん、セロリ、にんにくはごく細かい微塵切りにします。
  3. 熱したフライパンか中華鍋にオリーブ油を入れ、切った材料を入れて炒めます。途中から中火にして、塩を入れ、10分くらいはしっかり炒めます。焦げないようにオリーブ油を足すと良いでしょう。
  4. 火に掛けていた煮込み鍋に入れます。ロールキャベツの上に敷き、丁度蓋になるようにします。
  5. 落し蓋をして、コトコトを3時間は煮込みます。

・・・ふう (; ̄0 ̄)=З
野菜を超細かい微塵切りにするのに一苦労です。
ましてや、普段は映画を観ても全く涙を流さない私も、玉ねぎを切る時だけは涙腺を刺激されるので、非常にやっかいです。
ですがこの細かい微塵切りのお陰で、舌触り滑らかなロールキャベツが出来上がるのです。


かな〜り手間が掛かりますし、1人で作ると煮込み終わるまで数時間は掛かる料理ですが、お時間があるときに是非お薦めしたい逸品です。