days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

Miami Vice


バンコクで買ってきた『マイアミ・バイス』サントラCDのご紹介。
向こうでは1枚499バーツ、千数百円と安かったので思わず購入してしまいました。


タイ盤は北米盤&日本盤ともジャケット・デザインが違うようです。
タイ盤はオリジナル・ポスターを生かしたデザインですね。
タイでのポスター・デザインはこれと違っていたのに(北米ではこのCDの絵柄がポスター・デザイン)。
面白いことです。
日本での広告アートもこの絵柄から、いつの間にか変わっています。
公式サイトのトップもこれでなくなっていて、コリン・ファレルジェイミー・フォックスの歩き姿になっています。
ヒゲ&サングラスの男2人のアップで、むさむさだからかな?


・・・と、なんと大発見。
このジャケット&スリーブをひっくり返すと、北米&日本盤と同じジャケットが出現!
どうやら工場で折りを間違えてしまったのではないでしょうか。
CD屋ではこの画像のジャケットで大量に置かれていましたもの。
珍しいこともあるものです。


さて注目の選曲。
映画の冒頭で流れる、予告やCMにかかっているリンキン・パークの曲は未収録なのが残念です。
しかし1曲目はノンポイント(Nonpoint)による、フィル・コリンズの名曲『夜の囁き』カバーです。
映画ではエンドクレジット最初に流れていたこの曲、ハードな演奏ながらも雰囲気は壊していないように思いました。
原曲もテレビシリーズでかかっていましたね。TVサントラCDにも収録されていました。


その他にもモービー&パティ・ラベルMoby featuring Patti Labelle)、モグワイMogwai)、ニーナ・シモンNina Simone)、エミリオ・エステファン(Emilio Estefan)など、マイケル・マン好みの夜&南国(今回のコンセプトだからね)の選曲が結構いけています。


Nina Simoneの『シナーマン』(Sinnerman)って、『トーマス・クラウン・アフェアー』で流れていましたね。
劇中で流れていたのはまるで記憶にありませんでした。


ジョン・マーフィ作曲の映画音楽いわゆる劇伴の収録は少ないものの、Mogwaiはんぞはインストのハードロックなので、映画本編でも余り違和感がありません。こういった辺りは、『ヒート』と同様ですね。


中々お薦めのサントラCDです。


Miami Vice

Miami Vice

映画「マイアミ・バイス」サウンドトラック

映画「マイアミ・バイス」サウンドトラック