days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

みなかみ温泉一泊旅行


土日は群馬の水上温泉まで、愛車のコンチェルトを運転して一泊旅行に行きました。
いきなりの小旅行のお目当ては紅葉。
照葉峡の道は観光客でいっぱいでしたが、混雑とまではいかず。
しかし今年は寒暖差が余り無いからか、肝心の葉の色付きは今1つだったようです。


泊まった宿はこちら。


金盛館せゝらぎ
<公式サイト>


木曜日に予約電話を入れるもののキャンセル待ち。
しかし運の良いことに、団体客の中でキャンセルが出たと金曜日に連絡が来ました。


片っ端から空いている旅館に電話したので、何も知らずに行った旅館ですが、これが大当たりでした。
部屋も小奇麗、茶室もあります。
それに何より、ここの自慢は料理だったのです。


前菜(月見団子、子持ち海老、渋皮栗、小茄子の田楽、柿うずら)と巨峰酒(結構度数がありそう)

月見団子は中に甘い餡が入っていて驚かせてくれます。
見かけもお味も結構で、いきなり期待させます。


ステーキ(国産牛フィレ肉、野菜)

固形燃料を燃やし、石版で焼きます。
フィレ肉は少なめだけどお味は濃厚。
塩で頂きました。


手前はモズクとオクラとメカブの酢の物、水菜
奥は奥利根鱒、編鰺、手のしコンニャクのお造り

酢の物はネバネバ系をさっぱりと、水菜って本当はこういうので、スーパーで売っているのは「京菜」というらしいです。
お造りはお味も濃厚で幸せ。


日本酒も豊富。
サービスで目一杯入れてくれました。


松茸の吸い物

香りを頂きました。


りんごのグラタン

この旅館オリジナル。
くり抜いた紅玉の中には薄味のホワイトソースとコンキリエが。
「え!?」と思いますが、食べてみるとこれが美味しい。
これはヒット。
嬉しい驚きです。


舞茸のフライ、赤城葱と串湯葉の衣揚げ

天麩羅でなくフライというのがニクイです。


子持ち鮎の塩焼き、栗のすり流しの茶碗蒸し

鮎はさっぱりとした柑橘系の酢で頂きました。
茶碗蒸しは具無しでびっくり。
擦った栗が入っているので、舌触りが独特でした。


ご飯のおかずとして、赤城鶏とじゃが芋の朴葉焼き

これはご飯が進みます。


炊きたてご飯と味噌汁、句の物

ご飯は土鍋とカセットコンロを使って、目の前で炊いてくれました。
旅館で初めてです。
嬉しいし美味しいですよね。


デザートはりんごシャーベット、巨峰、りんご、わらびもち

最後はさっぱりと。
さすがに満腹でした。


質・量共に大満足。
予備知識無しに行った旅館でしたが、これは本当に大当たりでした。
今まで行ったことのある旅館で一番美味しかったかも。
サービスも良かったし、また行きたいと思わせるところでした。


朝食もたっぷり&ゆっくりだったことも付け加えておきましょう。