days of cinema, music and food

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ドラマ『のだめカンタービレ』 ♯4


Sオケ&千秋指揮者デヴューの今回でフィーチャーされていたのが、ベートーヴェンの『交響曲第7番』。
私が大好きな曲です。
どれぐらい好きかは ここ をお読み頂くとして、今回のクライマクスでは予想していたよりも長く聴けたのが良かった。


第1楽章前半(番組オープニングタイトル部分で流れる箇所くらいまで)と、第4楽章ラストを強引に繋げていたのには笑ったけど、知らない人が聴けば左程の違和感も無かったかも知れません。
どうせならば大好きな第2楽章のさわりとか、ノリノリで破壊的なまでに最初から盛り上がる第4楽章全部とかも聴きたかったけど、それはまぁ無理というものです。
なので超要約版のこれでも良しとしましょう。


のだめ演奏のピアノ版もとても良かったです。
原作と違って、やはり音があるものね。
でもやはり上野樹里本人が弾いている絵で見たい。
手許があからさまに吹替えなのがちょっと、ね。
顔と手が一緒の絵が少しでも欲しかったところです。


ところで本作の上野樹里は、原作のキャラクターを上手く掴んだ演技ですね。
コメディエンヌとしての勘があるというか。
可愛いのだけれど、自分の周りに本当に居たらちょっと迷惑かも・・・という感じがとてもよく出ていて。
大袈裟さもイヤみにならないくらいのさじ加減が良い。
ちょっと注目したい女優です。


ベートーヴェン:交響曲第7番

ベートーヴェン:交響曲第7番