days of cinema, music and food

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バジル・ポールドゥリス(ベイジル・ポールドゥリス)死去


大変残念なニュースを聞きました。
映画音楽作曲家のバジル・ポールドゥリスが、アメリカ時間の8日に亡くなったそうです。
まだ61歳ですか。
若いです。
残念です。


近年は余り名前を聞かないなぁ、と思っていたら、癌との闘病だったようです。
ジェリー・ゴールドスミス亡き後、本格的映画音楽作曲家は彼ぐらいしか後継者は居ないのかなぁ、などと思っていたので。


詳しいフィルモグラフィは【バジル・ポールドゥリス】をお読みになってもらいたいのですが、私自身の印象ではやはり『ロボコップ』、『レッド・オクトーバーを追え!』などの、男らしいメロディですね。

決して雄叫びを上げることなく、内に秘めたふつふつとした思いをゴツゴツしたメロディに乗せる。
そんなイメージでした。


それからフィルモグラフィをご覧になって頂ければお分かりの通り、幾つもの海洋映画にも素晴らしいスコアを提供しています。
CDは持っていませんが、アメリカズ・カップを描いた『ウインズ』の音楽も良かった。
この人の持つ雄大なメロディは、大海原に通じるものがありました。


私自身は『レッド・オクトーバーを追え!』と『チェリー2000』の2枚しかCDを持っていませんが、どちらもメロディが非常に良い。
オケとシンセも上手く組み合わされています。


CDプレイヤーに掛けましょうか。