days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

Gears of War


アマゾンさんで11月に予約したXbox 360の超話題作『ギアーズ・オブ・ウォー』が到着。
透明樹脂製のカバーにブリキ缶。
その中にはデジパックに入った本編ディスクと特典DVD。
Xbox Liveのゴールドメンバーシップカードの48時間無料券。
取説や英語ハードカバーの設定集など。
初回限定ということで中々豪華な作りです。
運送中の厚紙デジパックの端が折れただの、ディスクが外れていただのと、あちこちネットで書かれていましたが、幸いにもそんなことはありませんでした。


早速始めてみると、前評判通りのグラフィックス。
プリレンダリングムービーかと思っていたら、いつの間にかプレイアブル画面になっていました。
敵のトカゲ地底人も、味方の人間も、登場人物はすべてムキムキで画面が暑苦しいことこの上ありません。
その筋肉に浮き出た血管や、鎧のような装甲服の質感、細かいところまで描き込まれた背景。
どれもリアルタイムで3D描画されています。
こんな時代が来るとは。
ハイビジョンテレビで見たら、さらに高精密なことでしょう。


ゲームは主人公の後ろからの視点によるTPS。
これが移動時には戦争映画みたいにぐらぐらカメラが揺れて主人公を追い駆けます。
リアル度満点です。


映像は凄いのに中身が詰まらないでは話になりませんが、こちらも面白い。
戦争アクションゲームにSFホラーを味付けしています。
それに主人公は弱いので、基本的に特攻型ではすぐに討ち死にしてしまう。
まずは物陰に隠れて次にどうするか状況を見極めてから、じりじりと近付いて敵を殲滅するのが基本。
時には敵の地底人がバリバリ撃って来る中を走り抜け(このときのスピード感と重量感も凄い)、物陰に飛び込み、素早く身を出してから撃って隠れ・・・といった感じで進めて行きます。


海外版(というか、「日本以外」版)では臓物剥き出しの人体バラバラ描写などでも話題でしたが、これが余計に怖かったことでしょう。
あっと言う間に敵味方がそんなになってしまうのですから。
だからじりじり隠れながら撃つ、というゲームのコンセプトに合った描写と言えましょう。


既報の通り、日本版は切断面が真っ黒にする修正がされています。
成人向けゲームなのに子供に配慮しての修正はどうかと思いますが、修正が予想以下に収まったのは喜ぶべきでしょう。
こうなると『デッドライジング』のバラバラが無くなったのはやはり残念ですねぇ。


2人で協力プレイしながら進めると、これがまた楽しい。
どちらか片方が倒れると、助けに行くことが出来ます。
これがまたスリルを盛り上げるのです。


暫くは楽しませてもらいましょう。
日本では苦戦しているXbox 360
このソフトはアマゾンでも売り切れ(転売新品や中古はありますが)のようですので、これを機にもう少し広まってもらいたいものです。