days of cinema, music and food

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The Pursuite of Happyness


ご贔屓スター、ウィル・スミスの新作『幸せのちから』を観て来ました。
原題の「Happyness」は「Happiness」の綴り違い。
学生はこれを見て間違えて覚えないようにしましょう。


貧苦の底から証券ディーラーにまでなったクリス・ガードナーの実話を基にしています。
かなり脚色がなされているのはハリウッド映画の常なので、気にしない気にしない。


例えば、証券会社の研修中は非常に低い額とは言え賃金が出ていたのを、映画では無給にしたとか。
映画で5歳の息子は実際には当時1歳で、元パートナーが引き取っていたとか。


要は映画を盛り上げる為に、さらに障害を高くしたのです。


ということで映画としてはどうかと言うと、これはウィル・スミスのスター映画・・・と思っていたら、息子役のジェイデン・クリスファー・サイア・スミス(ウィル・スミス実の息子)のスター映画となっていました。
満点パパも幼子には負けるのですね。


映画で印象的なのは、スミスの長い手足。
駆けずり回っている絵が印象的です。
それが心に一番心に残りました。


つまりは良心的だし観ていて飽きませんが、深い心情にまで訴えかけてこないように思えました。