days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

新宿バルト9


昨日、新しいシネコンである新宿バルト9に行って来ました。
伊勢丹近くに空き地なんてあったっけ、と思っていたら、新しい丸井ビルの上層部がシネコンでした。


全部で9つある劇場は全てデジタルシネマ対応。
デジタル上映のときは非圧縮音声の再生が可ということで、それは一度体験したいものです。
圧縮のデジタル音声に関してはドルビーデジタルのみ対応で、DTSやSDDSには対応していない模様。
ちょっと残念です。


特に系列には属していないので独自の番組編成をするとのことでしたが、こけら落としの作品は『ディパーテッド』『硫黄島からの手紙』『大奥』『愛の流刑地』『バブルへGO!タイムマシンはドラム式』など、一見すると他と代わり映えしません。
しかし深夜のみ限定でホイチョイの『私をスキーに連れてって』とか、ゲキ×シネの『メタルマクベス』や『髑髏城の七人』など、ちょいと変わった色も見せます。
周りに流されず、どこまで独自色を出し続けるか注目しましょう。


さてこの日に観に行ったのは、意外にもヒットしている『マリー・アントワネット』。
夕方からの回を観たかったのですが、ほぼ満席だったので20時50分からのレイトショーの鑑賞となりました。
レイトショー割引の無いところが眠らない街シネコンらしい。
その代わり、平日日中の特定作品のみマチネーがあるようです。
こういった他と違う試みは評価したいですね。


さて『マリー・アントワネット』、元のフィルムの粒状感はともかく、画面は明るく、サウンドも非常にクリア。
元々の音質も良いのでしょうが、これだけのサウンドを聴かせる劇場は中々お目に掛かれないでしょう。
時々通いたくなるクオリティでした。


夕食後だったので食べなかったバジルホットドッグやプチカレーパン(みたいなの)など、軽食メニューも変わっていて、また今度来てみたいと思ったのでした。