days of cinema, music and food

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Happy Feet


今年のアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した作品『ハッピー フィート』を観て来ました。
いや、私としては傑作『マッドマックス2』のジョージ・ミラー監督作品最新作なのですが。


ペンギンがタップを踊るミュージカルということで、ミュージカル好きとしては見逃す訳にはいきません。
主演のイライジャ・ウッドはド音痴なのにタップの才能がある役なので歌いませんが、他のスターは歌声を聴かせてくれます。
ブリタニー・マーフィは上手いし可愛い。
ロビン・ウィリアムスは相変わらず陽気で楽しい。
しかも2役で大暴れ。
ニコール・キッドマンヒュー・ジャックマンはもっと声を聴きたかった。
ニコールはやや高めの、可愛い声のニコールでした。


さて映画はというと、終盤によもやの暴走気味な展開になるのがジョージ・ミラーらしい力技でしょうか。
グロテスクで強烈な展開がらしいと言えばらしいのですが、これは『ベイブ/都会へ行く』に通じる狂騒。
やはりタダ者ではなかった。
お陰でミュージカルとしても冒険ものとしても中途半端な印象なのですが、この露骨なメッセージこそ今年のアカデミー賞の裏テーマだったらしい「環境保護」と合致したのでしょうね。


でもCDはちょっと欲しいかも。


ほら、ブリタニー・マーフィも歌ってるし。