days of cinema, music and food

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"nightline new york" and "SURVIVOR"


先日、日比谷を徘徊中にHMVで見付けました。
ヨアヒム・キューンのアルバム『ナイトライン・ニューヨーク』と『サバイバー』を。
共に1981年のニューヨーク・セッションのもの。
以前、新星堂で視聴してかなり気に入ったのですが買わず、それ以来ずっと気になっていたのです。


ヨアヒム・キューンはまるで知らない人だったのですが、このドイツ人の攻撃的なジャズ・ピアノにはすっかりノックアウトされてしまいました。
おまけにサックスは先日亡くなったマイケル・ブレッカーです。
こんなに燃えるサックスを吹くとは。
寡聞にして知りませんでした。


パーソネルは次の通り。

  • ヨアヒム・キューン:ピアノ
  • マイケル・ブレッカー:テナー・サックス
  • エディ・ゴメス:ベース
  • ビリー・ハート:ドラム


曲によってはボブ・ミンツァーもテナー・サックスで参加しており、ダブルのテナー・サックスという変わった編成になっています(『ナイトライン・ニューヨーク』の一部楽曲に、マーク・ナウシーフがパーカッションとして参加)。


『サバイバー』は『ナイトライン・ニューヨーク』セッション時の未発表録音をアルバム化したもの。
かといって質が劣る訳ではありません。
こちらも白熱する演奏が堪能出来る逸品です。
一方で名曲『ミスティ』の流麗なサックスやピアノも美しい。


どちらも暫く楽しませてくれそうなアルバムです。


ナイトライン・ニューヨーク (紙ジャケット仕様)

ナイトライン・ニューヨーク (紙ジャケット仕様)

サバイバー (紙ジャケット仕様)

サバイバー (紙ジャケット仕様)