days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

車山ふらりドライブ旅行(その2)


8時前に起床すると、空気がひんやりしていて気持ち良い。
横浜・東京とはまるで違います。
さぁ、ペンションTOSSでの朝食です。
失礼ながら見かけは何の変哲も無いようですが、野菜やジュース、水が美味しいのです。
これは嬉しい驚きです。


オーナーにお礼をして、9時過ぎにチェックアウト。
目指すは車山頂上。
と言っても最初からここに決めていたのではなく、ぱらぱらとガイドブックをめくっていて決めたものです。
ふらり旅行ですから。
360度見渡せるパノラマとのことですので、楽しみです。
TOSSのオーナーお勧めは散策しながらなのですが、ここはリフトを選択しました。
山頂までですと、往復は大人1人で1,700円。
お勧め通りに徒歩にすればよかったかも、と後で少々後悔。
とまれ山頂までは楽に行けます。


しかし。
リフトで登っていくと徐々に霧が出て来ました。
しかも徐々に濃くなって行きます。
リフトから振り返ると、先が見えません。


1度乗り継いで山頂に付くと、中々良い雰囲気でした。

山頂からはパノラマどころか・・・何も見えません。

気象レーダー観測所は、サイレントヒルの情景のようでした。


それでも路傍を見てみましょう。
花がちらほらと咲いています。


これは黄色が鮮やかなニッコウキスゲ

1つの花は1日でしぼむものの、1本の花茎に10個ほどの蕾が付くとか。
標高の低い方から高い方に咲いて行くそうなので、7月から咲き始めるこの花の開花も、ここまで来たということなのでしょう。


左側はオオバギボウシ、右はニッコウキスゲ

ユリ科オオバギボウシの葉は食用だとか。
お浸しとかにするそうですが、芽生えは毒草であるバイケイソウに似ているということですので、自然の植物は正しい知識で食べないといけません。


車山の山頂をふもとから見るぞと思っていたのですが、とうとう姿を現しませんでした。


ビーナスラインは景色も良いので運転していても楽しい。
のんびり眺めながら進みましょう。
ときどき、空き地を見つけて車を停め、美味しい空気と美しい眺めを観ます。
都会では味わえません。
白樺湖も見えました。

日常に流れるのとは違う時間に身を委ねます。


道中、テディベア美術館があったので、看板をぱちり。


そうこうする内に昼時になったので、さぁどうするか。
旅行前は避暑地で豪華にフレンチなどと思っていたのですが、何だか急に和の気分になりました。
そこで美味しいと評判の蕎麦屋行きにカーナビをセットです。


お店の外観は、リゾート地らしく中々モダンな感じ。

人気店だからか、結構な人が待っていました。
私が到着したのは11時半くらいだったのですが、40分程待ちました。


通されたのは10人くらい入れる掘りごたつ式の和室。
落ち着いて良い感じです。
私が注文したのは、生粉打ちせいろそば(1,200円)プラス天ぷら付き。
蕎麦粉は茨城県筑西市で採れた常陸秋蕎麦
デザートに蕎麦プリンも頼みました。


少々待つと、蕎麦と天ぷらが出て来ました。

蕎麦の色が綺麗ですね。
夏だからでしょう、香りが少々弱い気がしましたが、味は悪くなかった。
秋に食べるともっと違ったことでしょう。
これは季節柄止むを得ないのかも知れません。
実は蕎麦よりも蕎麦茶の方が美味しかったです(写真左下)。


デザートの蕎麦プリンがこちら。

蕎麦の香りがして、これは美味しい。
うーん、やはり蕎麦は良いです。


夏の強い日差し、雲と青空を観ながらの気紛れドライブ小旅行。
日常に戻るのに多少の抵抗があったのは言うまでもありません(^^;