days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

古奈屋@六本木


以前から興味のあったカレーうどん屋の古奈屋
六本木に行ったついでに入ってみました。


注文したのはカレーうどんと海老天。
気分はちょっとゴージャスです(^^;


黄色い汁が衣服に飛び散らないよう、紙の前掛けも付けて食しました。


カレーうどんというと、まるっきり庶民の味をイメージしていました。
これはかなりお上品な味わい。
あっさりとしつつもしっかりとした味。
腰のある、つるりとした麺。
千円以上しますが、ナルホドと思いました。


カレーうどんの歴史は意外に古いのだそうです。
今も早稲田にある蕎麦屋、三朝庵で1904年に生み出されたものだとか。
日本にカレーが伝わったのが1870年代ですから、その広まりよう、影響力が伺えます。
和と洋の融合レシピに日本らしさを感じますね。


カレーうどんが生み出されてから100年。
庶民の料理が洗練されたちょっと値の張るご馳走にまでなるのだから、料理とは歴史とは面白い。
これだから食べ歩きはやめられません。