days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

コアンドルー@武蔵新城


同僚のIさんが産休に入るので、内輪にてお別れディナーです。
お店は知る人ゾ知る、評判の良いフレンチ。
初めての店なので非常に楽しみです。


店内は非常に小ぢんまりとしていて、テーブル席で6人、カウンターで4人も入れば満席です。
しかしカウンター前の大きな鉄板にて調理してくれるシェフの姿が間近に見られるのは、まこと結構なこと。
私たちはテーブル席でしたが、シェフの姿が見られると安心しますよね。


前菜はキノコのスープのパイ包み。

マッシュルームもたくさん入っています。
スープは濃厚だけどくどくない。
熱々を頂きましょう。
元はロシア料理だったものがフランスに渡ったものなのに、今やすっかりフレンチの定番でもあるのだから、料理とは、いや文化とは面白いものですよね。


パンと野菜のスープ。

ベーコンも入ったもの。
薄味好きの私にとって、塩味も文字通りに良い塩梅。
やさしい味でした。


メインその1は、金目鯛と牡蠣。

バターソースの黄色、金目鯛の赤の色使い見た目麗しく、味も申し分ありません。
フレンチの魚らしく、皮はパリパリ、身はほっこりしています。
残ったソースはパンに付けて頂きましょう。


メインその2は、牛ステーキと温野菜マッシュドポテト添え。

分厚い鉄板で焼くプロの手腕は、家庭では出来ません。
ミディアム・レアの焼き具合が、写真でもお分かりになるでしょうか。
無論、ソースはパンに付けて頂きます。


メインの後はサラダ。

こういう料理の出し方は珍しいですね。
ドレッシングは勿論フレンチ。
酸味もほど良く頂きました。


最後はデザート。

お皿にチョコレートで描かれたのは鶴です。
このチョコレートが上品で美味しく、ささやかながら驚かされました。


ガード下にこんな店があるとは、と言いたくなるような穴場。
いや、実際にはガード下ではないのですが、そんな感じのお店です。
ランチも美味しいとのことですが、残念ながら勤務先と駅が違うので行けそうにもありません。
しかしながら5千円強でこのような味が楽しめるとは、非常にリーズナブルです。


大笑いのお喋りにマダム(シェフ夫人)も引き込み、大変楽しい時間を過ごすことが出来ました。
Iさんにも満足してもらえたかな?
季節柄か予約を取るのも結構難しかったので、事前に予約して席を確保することをお奨めします。