days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

The Lord of Darkness Comes Here


数ヶ月前に思わず楽天にて注文してしまったシロモノ。
忘れた頃に到着しました。
Sideshow製のロード・オブ・ダークネス 1/4フィギュア。
リドリー・スコットの『レジェンド/光と闇の伝説』でティム・カリーが演じた悪役です。


映画は残念ながら凡作そのものでした。
これで脚本が面白かったらとか、リドリー・スコットの演出に冴えがあったらとか、主演のトム・クルーズが面白かったらとか、かなり残念な映画でした。
しかしロブ・ボーティンのメカニカルを一切使わなかったクリーチャー・メイクアップ、アレックス・トムソンの美しい撮影、ジェリー・ゴールドスミスの音楽と、それぞれの要素は素晴らしいもの。
そしてボーティンのデザインによる、この圧倒的迫力のあるロード・オブ・ダークネスの造形が見事なのです。


さて到着したのはこのような巨大な箱。

フロント・スピーカ及びそのスタンドと比べて、左程違いの無い大きさです。
中にはゴージャズな箱と緩衝材が入っています。

緩衝材の中には、丁寧に包装されたフィギュアが収められています。

本体、両腕、スタンドの全部で4つの部品から構成されています。
台座の裏には手書きでシリアル・ナンバーが書かれています。

750体の内の214番とのこと。
組み立ててみると、やはり巨大でした。

比較用にPLAYSTATION 3のコントローラを置いてみました。


フィギュアは身長584cm、台座も含めての重さは10.8kgという巨大なもの。
Sideshow製のフィギュアは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのダークロード・サウロンと、モルグル王の2体を持っています
ここの会社の製品はどれも作り込みが凄い。
職人たちの完璧なまでのこだわりが細部にまで反映されています。
そしてどこから見ても「絵」になっている。
元が映画のキャラクターなのですから、これは当然とは言え立体もので実現するのは難しい筈。
それをクリアしているのだから、技術力・芸術力の高さが伺いしれます。
彩色が職人の手で行われているいるのは今まで同様ですが、今度のは衣装やマントが布製、本物のビーズや紐も使われていて、コダワリが凄いものとなっています。


スピーカ前のサウロン、スピーカ上のキングコングと一緒に記念撮影しました。