days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

トラットリア・イル・モネッロ@江田、1年振り


心底気に入っているのに、何故か1年振りとなったお店です。
小ぢんまりとした店内は、堅苦しくなく、それでいて心地良い。
本日のお奨めが書かれた大きい黒板も変わらず。
料理自体も本当に美味しいのに、自宅の近所なのに、何でこれだけ期間が開いたのか、自分でも不思議です。
いつでも来られるという安心感が、かえって遠ざけてしまっているのでしょうか。


この日も変わらず好調でした。


いつも注文してしまう前菜のクロスティーニ(トップ写真)。
たっぷり乗せられたレバーペーストが絶品です。
いつ食べても飽きることがありません。


生ハムメロン。

たっぷりの生ハムと完熟メロンの共に美味しい。


ラム肉のパスタ。

野趣溢れるソースは鮮烈な驚き。
但し獣臭い肉が苦手な人は食べられないかも知れません。


魚介の塩焼き。

左側にあるのは、小さいサザエ。
レモンが合います。


悪魔風チキン。

鶏肉の上にたっぷりの刻み玉ねぎが乗っているのは、ちょっと変わっているのかも。
唐辛子が効いていて、スパイシーな味わいが楽しめます。
添えられたエリンギ、ナスの焼き物や、さっぱりしたルッコラが嬉しい。


こうして振り返ってみると、やはりこの店のレヴェルは高い。
ヒゲのお兄さん1人のサーヴィスも行き届いているし、モスバーガーのようにガラス窓がはめ込んであるキッチンで忙しく動き回るシェフの腕前も見事。
気取らず、しかしリラックスして楽しめる店って意外に少ない事を考えてみても(スタッフの数が多くとも、サーヴィスが悪い店って珍しくないでしょう?)、ここに通わない理由は見付かりません。
それにこういった美味しい店が近所にあると、わざわざ都心に出掛ける理由も減ってしまいます。


今度は春先にでも訪れたい店であります。