days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

カレット@あざみ野


大雪でしたね。
写真は2階からの眺めです。
そんな中、近所に新しく出来たというシチリア料理専門店にランチを取りに出掛けました。
無論、徒歩圏内だから。
車でなんぞ、危なくて出掛けられませン。
念の為にお店に電話を入れて混雑状況を確認すると、
「この雪なのでガラガラです」


カレットというお店は、小ぢんまりとしながらも内装が中々洒落ています。
白壁に至る所にオーナーのコレクションという、シチリア関係の装飾品が。
三つ足をかたどった印が何箇所も飾られているので、お店の方に質問すると
シチリアの3つの岬を象徴しています」
とのことでした。
席はカウンターを含めて20人分くらい。
事前に予約を取るのが無難かも知れません。


ランチメニューは2,200円。
前菜とパスタがそれぞれ10種類程あるので、お好みの組み合わせが楽しめそうです。


まずは可愛い小ぶりなパンが出て来ました。

自家製とのこと。
一番右端の薄手のものは、ローズマリーの葉が刻んでいない丸のものが入っていました。
香り良く、期待させます。


さて前菜。
豚肉のツナソース。

冷製の豚肉にツナソースが掛かっており、真ん中に巨大なケーパーが。
市販の見慣れたものに比べて2回りくらい大きい。
ソースが美味。
非常に滑らかで、見た目も舌触りもマヨネーズっぽいのですが、本当にツナが入っています。
余程丁寧にすり潰したのでしょう。
口直しに、周りに添えられたクレソンも頂くと、さっぱりします。
お皿も中々良い感じですね。


ランチコースに500円追加で、パスタは生うにのリングイネを注文しました。

パスタは黄色が濃く、食欲をそそります。
うにはご覧の通りたっぷり。
「うには潰して召し上がり下さい」
とのことでしたので、潰してまぶしてパスタを一緒に食します。


これは美味しい。
中はほんのりと温かで、火の通し方が良い。
味付けは控え目です。
以外なのはちょっとピリ辛なこと。
よく観ると赤唐辛子が少々入っています。
ペペロンチーノのうに版、と言った感じでしょうか。


コースとは別にデザートも。
イチゴのティラミスです。

先日のピアチェーレとは違ってイチゴソースは掛かっていませんが、間にイチゴのペーストが挟まれています。
エスプレッソと一緒に頂きましょう。


最後はシェフ自らお見送りして下さいました。


味付けは全体に控え目で、シチリアの素材を生かしたい、というシェフの心が伝わって来ました。
小ぢんまりとした空間は居心地良い。
今度はディナーに来たいと思いました。