days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

たいめいけん@日本橋


久々に都心での食べ物ネタです。
今回は洋食の老舗たいめいけん
行きたいと思いつつも中々訪れる機会が無かった店です。
今回は4人で行ったので、複数の種類の味を楽しむことが出来ました。


1階は洋食屋。
2階はコース料理のみの洋食屋。
今回は1階の利用です。
昼時なので既に行列も出来ていて、寒い中待つこと30分余り。
ようやっと入れました。


この店の名物は、何と言ってもオムライス(トップの写真)。
半熟に広がっている卵にドミグラスソースを掛けて食べるのですが、そのソースが牛肉たっぷりでびっくり。
洋食屋のドミグラスソースは美味しいなぁ。
チキンライスも美味でした。


コールスローサラダは、キャベツの浅漬け風と言いましょうか。

一般のドレッシングを混ぜ合わせたものと違いました。
シャキシャキ、適度にしんなりで美味しい。


ボルシチも注文しました。

50円(!)という価格なので期待していなかったのですが、ちゃんとした量に味。
ビーツこそ入っていないトマト味でしたが、大きめの角切りベーコンも美味しい。
全体に高めの価格設定の中、これは良心的な値段です。


さてお待ちかね、注文したタンポポオムライス(伊丹十三風、とありました)の登場です。

黄色も色鮮やか。
これを自分で開いて、真っ赤なトマトソースを掛けます。
片側は半熟より気持ち火が通っている感じ。
半熟卵を確実に堪能するのであれば、上記オムライスの方が確立が高いのかも知れません。

黄色と赤、チキンライスのオレンジで彩りも綺麗です。
オムライスのデミソースの濃厚な味わいも良いですが、酸味の効いたさっぱりソースも捨て難い。
これは美味しい。


登場したラーメンは、大きい器にびっくり。

写真では分からないかも知れませんが、直径30cmはありました。
味見すると、魚系のスープはさっぱりしていて和風醤油ラーメンそのもの。
洋食屋でラーメンとは珍しいのですが、洋食屋でかなり和風の味わいなのも珍しい。


総じて値段は高めでも、味は老舗だけのことはある。
胃袋も舌も満足したのでした。