days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

実家での九絵料理など・・・


土曜夕方、「お父さんが珍しい魚を取り寄せたのよ」と実家から連絡が。
このところの毎晩午前様仕事モードに、土曜日も出歩いていたのでいささかのんびりしたかったのが本音ですが、「珍しい魚」と聞いたのですからやむを得ません。
日曜夕方、車を飛ばして実家まで夕食を取りに行きました。


何週間か前、新宿にて各大学の研究室なり(?)が店舗を開く催しがあったとか。
何でも父は近畿大学が養殖に成功したクエ目当てに行ったそうです。
そこでは売っていなかったものの、近大が経営する会社からネット販売で手に入れ、実家の食卓に並びました。
1万円掛かったというから、養殖に成功しても高級魚には違いないようです。


クエ。
九絵と書くこの魚は、岩場に生息して中々釣り上げられない珍しい大型魚で、高級料亭でしか食べられないとか。
名前は聞くものの、無論私にとって初めての魚です。
父曰く、親戚に釣ったおじさんがいるそうなのですが、相当難渋したとのこと。
とまれ早速、母の手料理を頂きました。


この日はひな祭り前日ということもあって、散らし寿司も出るご馳走。

ありがたや、ありがたや。
美味しく頂きました。


さて、まずは鍋。
正直言って魚介鍋は生臭くて余り美味しいと思ったことの少なかったのですが(蟹鍋、蟹しゃぶは除く)、これは嬉しい不意打ちでした。
身と皮の間がぷりぷり、しっかりした白身は噛めば噛むほどに味が出て来ます(上の方が皮です)。

これは美味しい。
今まで食べた魚介鍋の中で一番の美味しさでした。


鍋の中に入っているアラも美味しい。
骨の周りの肉は何でこんなに美味しいのでしょうか。


九絵の唐揚げ。

これもさっぱりしつつも味がしっかり。
塩味控え目でも味がするのです。
いやいや、これは人に薦めたくなります。


九絵には卒業証書が付いて来たそうです。

無論、食べられてしまう訳ですが・・・。


美味しいので、是非、ネット通販でお試しになってみては如何でしょうか。


さて2月26日でトトも3歳になったので、妹が写真を撮っていました。

プレートを持っているのは父の手です。
家族に愛されて幸せだのう、トトよ。
この日も訪問を喜び過ぎて、襲い掛かって来たのは言うまでもありません。