days of cinema, music and food

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Halo 3


Halo 3』の三段階難易度の内、真ん中のアドバンスをクリアしました。
一番下の難易度から始めたので、つまりは2周目。
どちらの周もオフラインでの協力プレイにてクリアです。


このシリーズ、1作目はやはりオフライン協力プレイで終盤まで行きましたが、迷路のようなところで行き詰まり投げ出してしまいました。
『2』はやっていません。
機会あるごとに中古屋まで覗きましたが、見付からなかったので。
そうこうする内にこの『3』が発売決定となり、『1』『2』同梱パックも低価格で発売されましたが、『2』は真っ暗で何も見えないステージがあると聞き、断念。
FPS、TPSは爽快感が無ければ楽しくないと考えているので、コースで迷うのは最悪。
ですから途中をかなりすっ飛ばしての本作をプレイすることとなったのです。


環状惑星ヘイローが実は最終兵器だった・・・という筋は頭に入れてプレイ。
正直言ってこの手の忙しいゲームは、物語が幾ら興味を引くものであっても余り頭に残らず、ゲーム操作の快・不快が楽しさを大きく左右すると考えています。
その点、これは十分に楽しめました。


いや、グラフィックはXbox 360の新作の中でも群を抜いて素晴らしい訳ではありません。
ムービー部分もそれなりのグラフィック。
これ以上リアルだったり、テクスチャが細かかったりするゲームは他にもあります。
世界的大人気のシリーズにしては意外なことかも知れませんが、グラフィックにはそう力が入っていないように見受けられます。


しかしゲーム操作や快・不快の観点からすると、これは相当に出来が良いと言えましょう。
整理されて分かりやすい画面内の配置や、コントローラの操作など、簡単で分かりやすいながら良く練りこまれています。
全てはゲームの楽しさに特化したもの。
中々奥が深い。


面白かったのが「シアター」モード。
クリアしたステージを、アングルを自由に動かしながら、丸ごと再生出来るのです。
気に入れば録画も出来ます。
このゲームはFPSですから、普通は主観画面でプレイしています。
それを3人称視点に変更出来たり、そのカメラアングルを自由に変えたり。
ちょっとした映画監督気分にさえなります。
カメラ自体も結構自由に飛ばせたりするので、延々遠くまで行ってみたりしました。
絶対プレイヤーが入らないであろうところまで作り込んでいたことが分かったりして、かなり面白かったです。


トップ画面写真が、そのシアターの画像。
協力プレイだったので、分割画面のそれぞれをマスターチーフとアービターに割り当て、3人称視点でカッコ良いアングルで一時停止してみました。
上の画面ではマスターチーフが2丁マシンガンを撃っていて、右手にパートナーのアービターが映っていますね。
下の画面ではアービターが居て、その奥でマスターチーフが2丁マシンガンを撃っているのが映っています。
こんな風に自由度が高いカメラに出来るのは楽しい体験でした。


ゲーム中は悪い宇宙人コブナント相手にバシバシ撃ちまくったのですが、ひょこひょこ動く小型コブナントって、こんなにたくさん台詞があったっけ?と思いました。


「ニンゲンだーっ」
「悪いやつだ」
「ボクの親友を!」
「逃げろー」


何だか撃つのが可哀想になってきます。
大体コブナント達は、預言者にダマされて人間相手に戦争しているだけだというのに・・・。


しかしうっかり情けを掛けたりすると、宙を浮く1人乗りクルーザーのゴーストやら砲台やらを操って、バシバシ撃ってやられてしまうので、気を抜けません。
ここはココロを鬼にして倒します。
それにしても敵が面白い台詞を喋るのは、『Gears of Warギアーズ・オブ・ウォー)』同様にMS製品の伝統なんでしょうか。


難易度中位のアドバンスですが、これはかなり歯応えがあります。
正直に言って1人ではクリアするのはかなり大変なのでは。
さらに最高難易度のレジェンドなど、2人協力プレイでも大変かも。
最高4人まで協力プレイが出来るので、レジェンドをワイワイしながら進めるのが正解かも知れませんね。
オンライン対戦はまるでやっていないのですが、こちらは賑わっているのかな。


そんなこんなでこの3部作完結編は、FPS入門としても楽しめるし、熟練者にもやり込み甲斐があるし、とても良く出来たお勧めゲームなのです。

Halo 3(通常版) - Xbox360

Halo 3(通常版) - Xbox360