days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

"Hairspray" on Blu-ray Disc


大好きなミュージカル映画を高画質・高音質でいつでも楽しめる時代。
もちろん、『ヘアスプレー』もBlu-ray Discで購入です。


公開当時の感想はこちらをお読み頂くとして、再見すると益々好きになりました。
映画鑑賞後にサントラCDを車で幾度も聴いていたのもあって、曲も耳により馴染み、余計に楽しめます。


冒頭の『Good Morning Baltimore』、ダンスショーの歌『Nicest Kids in Town』(軽薄な歌詞が最高!)、母娘で歌う『Welcome to the 60's』、ダイナミックな『Run and Tell That 』、クイーン・ラティファの力強く心に染み入る『I Know Where I've Been』、そして大団円の『You Can't Stop the Beat』。
特に『Good Morning Baltimore』は、ここ暫く仕事中もぐるぐる頭の中を回っていて、離れません(笑)。


BDとしてはかなり優秀でしょう。
720pの140インチ、1080pの50インチ。
どちらも問題ありません。
最新の映画にしては鋭い解像度とまではいかないのですが、この映画には柔らかなトーンが似つかわしい。
それにこの色鮮やかさ!
カラフルな色使いだけでも楽しい。


音も優秀です。
高域、低域共にヌケ良くご機嫌で、大音量でも全く問題無し。
ミュージカルはこれでなくっちゃ。


特典もリハーサル場面や収録場面など盛りだくさん。
ジョン・トラボルタのメイクの裏側も、かつて『ダークマン』や、『チャイルド・プレイ』でチャッキーを作り上げたトニー・ガードナーが解説してくれます。
でもトラのリーハーサル姿や撮影中の様子は一切ありません。
スタジオで歌入れしている場面はあるのですけれどもね。
契約上の問題なんでしょうか。


本編ディスクの解説も、通常の音声解説だけでなく、メイキング映像を小画面に表示しながらのモードもあって、大容量ディスクならではの工夫が楽しい。
これでピクチャーレーベルソニーらしい、味も素っ気も無いデザインでなかったら・・・と残念な点もあるものの、大満足のディスクとなっています。
BDプレイヤーをお持ちの方は、是非!

映画「ヘアスプレー」オリジナル・サウンドトラック

映画「ヘアスプレー」オリジナル・サウンドトラック