Colonial Viper
実家に寄った際、和室の書棚にて懐かしのコロニアル・バイパーのプラモデルがあるのを見つけました。
全長30cmくらいはありましょうか。
そう、『宇宙空母ギャラクティカ(宇宙空母ギャラクチカ)』の戦闘機です。
特撮をジョン・ダイクストラ、モデル製作をグラント・マッキューンが担当とのことからか、『スター・ウォーズ』のXウィングに酷似していますが、私は好きです。
小学生のときに夢中になったテレビ・シリーズですからね。
この番組用に、ILMの設備をジョージ・ルーカスの許可無く使用していたとかで、ダイクストラはILMをクビになったというオマケのエピソードもありますな。
さてプラモデルは、私が組み立てたRevell Monogram社製のものを、父が塗装してくれたものです。
「プラモデル用の塗料は有害だから」ということで、当時住んでいた官舎の踊り場にて父が塗装してくれました。
ウェザリング(汚し)は鉛筆の芯をこすり付けたものやら、本物の砂やらで、工夫してくれました。
その甲斐あってリアルでとても良く出来上がったので、私のお気に入りの完成品です。
その後の引越しにも壊れること無く残っていたものを、こうやってケースに入れて飾ってくれているなんて、とても嬉しいですね。
一緒に塗装してくれた、弟所有だった敵対するサイロン軍の戦闘機は、もう残っていないのでしょう。
黄色地に黒シマのトラ模様という、現物とはかけ離れた父らしい(笑)大胆な塗装でした。
私達(弟も含む)が父に如何に大切にされていたか、今更ながら実感します。
写真にある六角形の台座は、手先の器用な弟に頼んで作ってもらった『未来惑星ザルドス』の巨神像ザルドス用の台座です。
粘土製でこれも良く出来ていたのですが、残念ながら現存しません。
自室窓際に飾ってあったのに、窓を開けて網戸だけにしていたところ、外出時に強風&豪雨となり、空いてしまった網戸から転がり出てしまいました。
雨で溶けてしまい、悲しい思いをしたものです。
台座も雨に当たったので、水彩絵の具が落ちてしまっています。
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BOX購入決定のリメイク版『ギャラクティカ』は、ハード&シリアスでスリリングなSFシリーズになっているようなので、オリジナル版の牧歌的雰囲気は微塵も無いことでしょう。
郷愁をそそられることは無くとも、楽しみではあります。