days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

久々アバック、GRAND新宿店


昨日は二子玉川でランチの後、一路新宿へ。
都庁の下に駐車してから、ヒルトン東京にあるAVショップのアバックを訪れました。
そういや、前回訪れたときも、アバックの日は昼食はカレーだったような。
確か同じフロアにあるインド料理屋で美味しく頂いたハズ。


先日、ダイナ5555でフルHDプロジェクターが見られなかったので、本日こそは・・・との雪辱に燃えていたのでした。
それにしても、ここのお店は立派なホームシアターが幾つもあります。
中でも目を引くのは、アメリカの富裕層が持っていそうなホームシアター
段差のある客席に大型スクリーン。
天井には星空を模した灯りがあり、正に日常から切り離された異空間。
体感するだけの価値があるシアタールームです。


ここではAppleのサイトからダウンロードしたHD映像の劇場予告編を、PLAYSTATION 3で再生し、HDプロジェクターで投影していました。
元々の予告編の画質がザラついているので高画質ではありませんが、それでもバットマンの新作『ダークナイト』などを大画面で観られるのは嬉しい。


さてお店の人に、お目当てのフルHDプロジェクター見比べ上映をお願いしました。
ビクターのDLA-HD100とDLA-HD1、SONYのVLP-VW200です。
ソースは最初だけはBlu-ray Discの『ダイ・ハード4.0』、後はWOWOWのHD録画『カーズ』、『プライドと偏見』です。


まずビクターの2台は値段の差(HD100は80万円台、HD1は確か50〜60万円台でした)相応。
圧倒的にHD100の方がキレ、色再現が良い。
『カーズ』の主人公ライトニング・マックィーンの赤いボディなど、明らか。
特に黒の沈み込み加減が良く、BARCO Cine7LTユーザーとしても納得しました。
うむむ、固定画素方式の進歩は著しく、3管に近付いたか?と一瞬思いました。


SONYのVLP-VW200は定価130万円台ということで、肌色などの色再現はHD100よりも上。
というか、色味が全然違います。
また、『プライドと偏見』の肌色の質感も同様。
こちらの方が自然。
ですが液晶ならではの黒浮きがかなり気になりました。
特にHD100と切り替えてもらうと、その差は顕著。
プライドと偏見』の序盤にある舞踏会場面、黒の沈み込みはHD100の方が格段に好ましかったです。
色はVW200、黒だとHD100と言ったところか。


結論。
フルHD映像は魅力的だけど、もう少し我が家の3管式にも頑張ってもらいましょう。
まぁ、720pなのでフルHDは投射出来ないし、取り回しや調整は面倒でも、色再現は固定画素方式に全然負けていないし、むしろまだ上だと思いました。
しかし固定画素方式の進歩は目覚しいですなぁ。
これは目が離せません。


それにしても、何年か前はDLP式がもてはやされていたのに、今は液晶主体になりつつあるのですね。