"Batman Begins" on Blu-ray Disc
大好きな『バットマン ビギンズ』のBDを入手したので、自宅ホームシアターでの鑑賞です。
この映画、劇場でも観(本blog最初の記事というおまけ記念付き)、DVD-VIDEOも購入して観たくらいに大好きな作品。
しかしDVD版は音質に不満がありました。
録音レベルが低く、抜けも今ひとつ。
音量を上げても迫力が足りなく感じていたのです。
さて、今回のBDは如何なものでしょうか。
映画のレヴュー関しては本家サイトをご覧になって頂くとして、やはりHD映像は良いですね。
不自然な輪郭も無く、暗部ノイズも目立たず、中々良い感じ。
140インチの大画面に映えます。
しかしBDならば、これくらい当然の平均的画質とも言えます。
ワーナーはLD時代は高画質で業界の牽引車でしたが、DVD-VIDEOになってからは品質が今一。
但し価格の安さが魅力でした。
それがHD時代になってからは、品質面・価格面でもっと頑張ってもらいたいものです。
価格面に関して言えば、HDパッケージソフトが今後の商売としてどうなのか、といった企業としての迷いもあるのでしょうね。
今後はダウンロードコンテンツ主体にシフトしていくと言われているのですから。
閑話休題。
一番気になっていた音質。
これはほぼ文句無しです。
低音も伸びているし、解像度も良い。
音楽での細かい演奏、環境音、破壊音など、綺麗に収録されています。
サラウンドもかなり派手に入っていますし。
中盤の見せ場、バットモービルと警察とのカーチェイス場面など、何度も観ているのに音響によって迫力が増したかのように思えました。
それにしても、クリストファー・ノーランのアクション演出はやはり下手ですね。
接写ショットを細かく繋ぐばかりで、何が何やら分かりにくい。
悪党どもからのバットマンへの畏怖としてしてそうなっている場面はまだ理解出来ますが、それ以外も観難い。
小さいテレビ画面ならば良いとしても、大画面で観るとさっぱり分かりません。
大期待の『ダークナイト』は大丈夫なのだろうか・・・。
特典は本編を観ながら音声解説や映像解説用小窓が表示されるモードがあり、これは大容量ディスクならでは。
全部観るのが楽しみです。
DVD版とダブっているメイキング関係の映像は、SD画質のままでがっかり。
まぁ、仕方無いか・・・。
びっくりだったのは、アイマックス版『ダークナイト』オープニングがまるまる収録されているところ。
無論HDでの収録です。
音響面はかなり物足りないのですが、画質はかなり綺麗。
誘惑に負けて、思わず全部観てしまいました・・・。
これから劇場公開される作品を、抜粋とは言え自宅大画面で鑑賞出来るとは、ふふふふふ、良い時代になったものですなぁ。
Blu-ray再生環境をお持ちで、この映画が大好きな方には、買い直す価値があると思います。
あまぞんさんでは値引きもしていますので、どうぞ。
早ければ年内にも(でなかったら年明け早々かな)『ダークナイト』BD版が出るでしょうから、そちらも楽しみですなぁ。
ここはワーナーにもひと踏ん張りしてもらって、高画質・高音質での発売を期待したいものです。
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うぬ・・・こんなのも年末に出るのですね。
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しかし大きいし値段も高いしなぁ。
全長70cmに重さも4kgですか・・・。
特典映像観ていたら、こやつ大暴れのカーチェイス場面は、傑作『フレンチ・コネクション』を意識したとのこと。
まるでタッチは違いますが、『フレンチ・コネクション』のカーチェイス場面って未だにマイルストーンなのですね。
映画自体も『セブン』や『マイノリティ・リポート』の参考になっていますし、1971年の名画は未だに影響力が強いのだなぁ、と思いました。
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映画ではどんな風に活躍してくれるのでしょうか。
映画の公開に合わせてこういった品々を出されると、つい物欲が・・・
いかんいかん。