days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

ペック@新宿


大好きなデリカテッセンのペック(Peck)。
初めて食したのは、今から丁度10年前の8月、ミラノの本店でした。
大きなガラスケースには美味しそうな惣菜やチーズ、ハム類が一杯。
元々ここでディナーの予約していて、しかも帰国直前夜に行った店だったので、買ってホテルで食べる訳にも行かず、ちょっと悔しい思いをしたものです。
確かレストランは本店地階。
美味しかった。
それでも尚、1階のデリカテッセンも食したかったのです。
イタリア旅行は本当に楽しかったなぁ。
いやいや、食い道楽さんにはスペインと並んで超お薦めの国なのです、いやホント。


帰国してからペックが高島屋にあると知り、小躍りしたものです。
最初に気付いたのは二子玉川高島屋
「おぉ!」と思いました。
それから横浜高島屋
晦日に横浜に買物に行く習慣があるので、大晦日夕食は年越し蕎麦とペックの惣菜になるのです。


さて本日の夕食は、新宿高島屋地下にあるペックのもの。
ローストビーフ(トップ写真左上)、フォアグラのテリーヌ・コンソメゼリー(同左下)、惣菜各種(同右上)、トマトとモッツァレラのパニーニ(同右下)などなど。
どれもこれも美味しい。


フォアグラは鶏に巻かれていて、その周りをゼリーで包んだ凝ったもの。
フォアグラ自体の量は少な目ですが、その分お手頃価格で、人によっては食べ易いかも知れません。
惣菜盛り合わせはドライトマトやオリーヴ、ビーフカツ、チキンカツなど、色々と乗っていて、赤ワインが進むのです。


パニーニの美味しさに目覚めたのも、イタリア旅行でした。
ふらり入った街中のお店で朝食を取るとき、その場でプレス焼きしてもらい、熱々を頂きました。
今日のはプレス焼きしていないけれども、モッツァレラ、トマト、バジル、オリーヴ、黒胡椒がたっぷり入り、オリーヴ油が染み込んだパン自体も美味しかった。


と、そんなこんなで、ペックは私自身にとってとても思い出深く、美味しい惣菜屋なのです。
自宅でちょっとイタリア気分に浸りたいとき、是非どうぞ。