days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

生田緑地散策


会社のIMさんから、先週末に生田緑地で紅葉を見たと伺ったので、行って来ました。
道はやや混雑していたし、駐車場までの狭い道を誤ってしまい、先週大学敷地内まで入ったりでしたが、それでも自宅から車で20分程度と近所だと知ったのは大収穫です。


お目当ての紅葉は、IMさんが仰っていた通りに小ぢんまりとしていましたが、色鮮やか。
撮影スポットだったようで、皆さん記念写真撮影に勤しんでいました。
木が多いので散歩をしていて癒されます。
こういった場所を歩くのは何年振りでしょうか。
やはり土と植物は人を癒してくれるのですね。


園内にある日本民家園にも入ってみました。
これが意外に広く、見所も多く、また見学客も多い。
外国人が目立ったのは、やはり彼らにとっても大いに興味深いからでしょう。
農家の道具なども道具小屋にあって、もみがらやゴミを吹き飛ばす木製の「とうみ」などを見て、先日遊びに来てくれた田子の祖父母宅にもあったのを思い出しました。
昔のかやぶき屋根の家は、何とも雰囲気がありますよね。
屋根が分厚いのに、重厚ではないのは、露骨に植物を建材として用いているからでしょう。
馬をつなぐゾーンが家の中にあったり、台所は居間よりも広めに取ってあったりと、様々な家々が観られてとても楽しかったです。
入場料金も安いし、お薦めかと。


民家園内で団子などの和菓子を売っている出店があったので、串団子と苺大福を買って食べました。

串団子は出来たてで温か、苺大福は甘味と酸味が美味しい。


民家園の後は、閉館1時間前の岡本太郎美術館に入りました。
美術館前の喫茶店の池に、太郎作のオブジェがあります。

彼が近鉄バファローズの傑作ロゴマークをデザインしたのを思い出しました。
貴重な文化でもあるチームを無くすだけでなく、長年親しまれてきたロゴマークも抹消したオリックスという会社は、野球への理解も愛も無いですな、全く。


美術館内は手を触れてはいけない油彩画も多いですが、椅子やオブジェなどの幾つかは、岡本太郎らしく座ったり触ったりもOKだったり。
インタヴュー動画や著作物も見られ、中々楽しめました。
岡本太郎作品はダイナミックで元気が出て来ますよね。


そんなこんなで、外に出た17時過ぎは既に真っ暗。
緑地内はお世辞にも明るいとは言えないので、駐車場までの道のりは足元に気を付けながら帰りました。
今度は高性能らしいプラネタリウム見学をしてみたいものです。