days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

シュトレン(シュトーレン)


昨年末のクリスマス、シュトーレン(本当はシュトレンと発音するらしいですが)を買ってみました。
この時期は例年になく、あちこちでシュトレンを見かけましたが、流行っていたのか、それともこちらが気付いていなかっただけなのか。
初めて食べるドイツの菓子なので楽しみでした。


買ったのは成城石井でしたが、1ヶ月くらいは日持ちして、しかも日を追うごとに熟成して美味しくなるとのことでしたので、少しずつ食べて行きました。
保管場所はホームシアター
部屋の構造が二重になっているので断熱効果が凄く、一方で冬場はエアコンを入れないと寒くて寒くて仕方ない場所なのです。
よって例年、年末年始は冷蔵庫に入りきらないケーキやらおせち料理やらを置いて、保管しているのです。
特に今年は正月にプロジェクターが故障したので、殆ど使用されない巨大な部屋と化してしまいました。
何とも勿体無い話しですが、これ幸いと(?)シュトレン保存場所とした次第。


さてこのお菓子、生地はバターたっぷり、ナッツやレーズンたっぷりで、しかもかなり重いパンでした。
外側の粉砂糖がイエス・キリストを包んでいる産着を模しているとかで、やはり縁起の良いお菓子なのだそうです。
素朴でやや甘いのは予想通りでしたが、やはりミルクに合う(笑)。
1cm厚さに切って少しずつ食べて行きました。


暫く放って置き、1月中旬になってから再び食べ始めました。
生地にお酒もたっぷり入っているのもあってか、この頃になると味が少々濃くなって来ました。
食べ切ったのはつい先日。
最後の方は気持ち乾き気味でしたが、とても美味しく食べられました。


今年も12月になると、きっとシュトレンが売られる筈。
もしお買いになったら、少し熟成させて味の変化を楽しまれては如何でしょうか。