days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

A&Vフェスタ2009@みなとみらい


AV関連のこの手のイヴェントに参加するのは数年振りでしょうか。
プロジェクター設置後、みなとみらいまで車で行けば良いということになって、出掛けました。
昼に出て昼食を取ってからですので、会場に入ったのは15時前。
やや駆け足ですが、見たいものは大方見られました。


例年比は分かりませんが、土曜初日ということもあってか、結構な盛況に見えました。
入場者は男女比9:1なのは、ま、予想通りでしょうか。
それでも、カップルや家族連れも目立ちます。
小学生のお子さんを連れて、各メーカーのブースを回っているお父さんも居ました。
また、小さい子供が遊べるコーナーもちゃんとありました。


幾つかブースを回りましたので、簡単に報告を。
パナソニックではサラウンドのデモをやってくれていました。
しかし人ごみで立ち見状態で暑かったので、十数分で退場。
デモがドンパチ系ではなく、BD『アイデンティティー』を使って雨の演出効果を解説したり、システムで映画のを如何に効果的に楽しめるか等、視点は面白かったと思います。
解説はパナの技術者の方でした。


ソニーのイヴェントプログラムも見て来ました。
正味20分強。
中々面白かったです。
会場内はこんな感じです。

BDでサーカスもの(名前失念)、『アイアンマン』、『ハンコック』などを上映してくれました。
CD(SACD?)再生もありましたが、寝不足の為か、暗い中でうとうとしてしまいました…。


機材リストはこんなのでした。

プロジェクターはVPL-VW80でした。
サーカスの空中ブランコでの動きが気になりました。
それと全体に切り絵っぽく見えました。
解像度は凄いだけに、こういった画作りが勿体無いような…。
ソニーのプロジェクターはいつも凄いと思いつつも、どちらかと言うとビクターの方が好みというのもあります。
今回も、感心と残念が入り混じったというのが正直なところです。


音はさすがに迫力がありましたね。
ただこういったイヴェントでいつも思うのですが、ドンシャリ系の分かりやすいものだけではなく、もっとしっとり聴かせてくれる映画とかも良いのに。
ドラマ系の映画でもサラウンドが効果的なのですよ、といった視点もありでしょう。


今回私が特に見たかったのは、PioneerのBDP-LX91です。
実は先月のアークス飛び込み訪問時にかなり感銘を受けていたのですが、今回はその確認といった意味もあります。
いえいえ、購入予定は全くありません(^^;
単なる好奇心です。
アークスではHDプロジェクターでの解像度もさることながら、その音にびっくりしました。
解像度が高くてスピード感がある。
無論、スピーカやアンプの性能もあるのでしょうが、ちょっとこれは凄いんじゃないの、と単純に感動したのです。


Pioneerのブースはプロジェクターではなく、KUROの60型を使ったもの。
ソースはBD『earth』、『WALL・E/ウォーリー』(北米盤?)、平井堅LIVE、『AKIRA』などでした。
やっぱりBDP-LX91は欲しくなりますね。
画も音も、切れ込みが凄いというか。
ソフトの限界まで引き出してくれるんじゃないか、と期待してしまいます。
プロジェクター交換の際、アークス)白須さんが「アナログ・プロジェクターだと余り分かりませんが、デジタルのプロジェクターを使っていると、絶対欲しくなりますよ。エアチェックしたBDなど、元の放送よりも良いんじゃない?とびっくりしました。」とおっしゃっていましたが、今回デモを見ていて、いやぁ、ちょっと良いです(笑)。


他にはAVショップのアバックも広いスペースを使ってアピール。
全体に黒を基調としたインテリアで高級感を出しつつ、各機材はハイエンドから入門機まで幅広い提案。
4つのホームシアターを提案していて、かなり力が入っていました。
新しく港北に出店するというのもあるのでしょう。
アピール度はかなりのものでした。
JBLのプロジェクトエベレストことDD66000RWは、クラシックを掛けていましが(曲名が出てこない…)、音の厚みや立体感が素晴らしいですね。


短時間ではありましたが、久々に楽しませてもらえました。
手の届く製品、届かない製品、色々ありますが、買えなくとも夢を与えてくれるのも、こういったイヴェントの楽しみですからね。