days of cinema, music and food

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"Wanted" on Blu-ray Disc


昨年末には購入済みだったと言うのに、ようやく観られました。
ウォンテッド』欧州盤Blu-ray Discです。
ユニバーサル製なので、日本語字幕・吹替え入り。
1枚15ユーロですか。
2,000円もしないで買えるとは、ありがたや。


金曜夜ということで、先日導入したCine 7 LIMO PROにも活躍してもらった訳です。
劇場で観たときもかなり楽しめましたが、今回も結構楽しめました。
厚顔無恥というか鉄面皮というか、破廉恥なまでに荒唐無稽を貫き通す馬鹿力には、映画の推進力だけではなく、観客の求心力さえも兼ね備えてしまうという証しそのものですね。
また、再見すると伏線がそれなりにあって、その意味でも楽しめました。
監督のティムール・ベクマンベトフには続篇の構想もあるそうですが、このまま打ち止めでも良いかも。


さて劇場で観たときは、フィルムグレインも結構出ていて、色調もかなり薄めの印象だったのですが、140インチで観る『ウォンテッド』はその縮小版として満足出来るものでした。
元々鋭利な画質では無かったのですが、BDでもそう。
しかし質感などが損なわれることもなく、また変な輪郭も出ていません。
メジャー大作は、余程のことでも無い限り、BDは安心しても良さそうですね。
Cine 7は1080iでの出力なのですが、大画面の威力を発揮していました。
居間のKUROでの1080pで観ても高画質です。


夜中ということで、ほんの気持ちだけ控え目の音量での鑑賞でしたが、迫力ある音だったと思います。
派手派手アクション映画に似つかわしい音がいっぱい。
銃撃音は耳をつんざく鋭さよりではなく、やや控え目なデザインでした。
これだけドンパチやっているのですから、それでも良いのでしょう。
モーガン・フリーマンの重々しい声も再現しています。


特典では、原作コミック紹介が面白そう。

20分ぐらいにまとめているようです。
うーん、これも楽しそうだけど、原作の日本語版が出ないかなぁ。
出たら読みたいものです。


Wanted【Blu-ray】(2008)

Wanted

Wanted