days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

ディナー@Ristorante Soffio


昨年11月末以来の再訪です。
前回はランチだったので今回はディナーで行きました。
徒歩圏内にこういうお店があるのは、有難いことです。


スパークリング・ワインやオリーヴ盛り合わせ等を楽しんでいると、長いパンが出て来ました(トップ写真)。
これがグリッシーニなのだそうです。
イタリアンに行くと、細くて硬いスナック菓子のようなパンが出ますよね。
あれがグリッシーニ
ですがここのお店のは、長いけど細くない。
食感はちょっともちもちしていて、美味しいパンでした。
こういう独自なメニューで美味しいと、ちょっと楽しいですね。
高級そうなエクストラ・ヴァージンのオリーヴ油も小皿に出て来ましたので、付けて食べるとさらに美味しさアップ。
そのオリーヴ油、かなり香りの強いもの。
フォカッチャも出ましたので、それも付けて頂きました。


まずは前菜。
ニンジンのムースとコンソメジュレキャビア添え。

これ、前回食べてとても感銘を受けたのです。
ちょっとこってりしていますが、とっても美味しい。
丼一杯くらい食べたいけど、食べたら胸焼けするだろうなぁ。


季節野菜のバーニャカウダ。

野菜にアンチョビソースを付けて頂きましょう。
前回とは野菜も違っていますね。
アンチョビ好きなので美味しいです。

シチリア風鮮魚のクスクス。

これも美味しい。
魚はホウボウ。
魚を崩してトマト味のスープに浸し、クスクスと一緒に頂きましょう。


ラグーソースの自家製タリアテッレ。

肉の旨味が結構強い。
濃い目の赤ワインが合います。
タリアテッレも美味。


500円キャンペーンだったので、ピッツァを注文。

薄切りのニンニクが利いています。
粉もの好きですから、美味しく頂きます。


肉料理メインでイベリコ豚のロースト。

皿左下にある粒マスタードが美味しいのです。
肉も旨味たっぷりで、噛めば噛むほどに味が出ます。


最後はデザート盛り合わせ。

ガトーショコラはかなり濃厚。
エスプレッソが進みます。
ロールケーキはさっくり。
フルーツのジュレは、最後の濃厚な肉料理の後味を爽やかにしてくれます。


お店の方々(今更気付きましたが、給仕は全て女性の方ばかりでした)も親切にしてくれましたし、好感度は高いのですが、残念ながら空席も目立っていました。
但し、賑やかな団体客がいたので、店内は寂しい感じはしませんでしたが。
結構美味しい店だと思うのですが、もう少し客入りが良くなってもらいたいものです。


ここのお店は前回も書いたようにZARD坂井泉水の遺族が経営しているとか。
なのでメニューにもちょこと名前がありますが、私のように特にファンでなくとも、美味しく料理を楽しめるお店だと思います。
ワイン会やジャズコンサートなど、色々と積極的にイヴェントも開催しているようですので、訪ねてみては如何でしょうか。