days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

システムの防御


ホームシアターのスピーカ及びAV機器ラックの前に、防御体制を敷きました。
買って来たのは1枚160円ちょっとの人工芝です。
これが1枚30cm四方なので、複数枚繋げ、裏返して敷くのです。
人工芝の裏側は多数の突起が出ているので、乗ると足の裏が痛い。
暫くは突破出来ないだろう、という目論見です。


子持ちAVファンにとって、AV機器を子供から守る(いや、AV機器から子供を守る?)のは、結構な重要課題と言えましょう。
ネットで検索しても余り情報が無いようですので(それとも常識なのでしょうか)、我が家の子供対策を記します。


今月に入り、10ヶ月の娘がハイハイを始めました。
凄い勢いで移動します。
普段からして気性の荒い(喜怒哀楽激しいとも言います)暴れん坊ですから、AV機器やフィギュア類を破壊されてはかないません。
いや、彼女にとってもそれらは危険極まりない筈。
サウロン像やロード・オブ・ダークネス像の鋭い突起類は、刺さると危険です。
捕まり立ち大好きな彼女がスピーカに捕まりでもしようならば、転倒の可能性もあります。
スピーカはスタンドも含めると数十キロの重さがあります。
まだ動かせないでしょうが、何かの拍子で下敷きになって命を奪われかねません。


基本的にホームシアターは、大人が立ち会わない限りはドアを閉めておくことにしました。
防音ドアは重いので、指など挟ったら切断の可能性もありますし。
しかしうっかりドアを開放したままになったり、目を離さないとも限りません。
ドア対策は後日考えることにして、AV機器には近寄らせないよう対策を取ることにしました。


先日遊びに来てくれたK夫妻の家に6年前に招かれた際、ダーリンのHさんがオーディオ・システムの前に人工芝を裏返して敷いていました。
今回はそのアイディアを借用します。


ホームセンターで人工芝を物色するに当たり、メーカーによって裏側の突起が痛くないものと、痛いものがあるのに気付きました。
今回採用するのは、もちろん痛い突起のものになります。
必要と思われる枚数を事前に割り出して買い込み、ジョイント部分で繋げました。
この作業をすると、結構親指が痛くなります。
軍手をすれば良かった。
出来上がりましたので、ホームシアターではフロントスピーカの前に人工芝を裏返して敷き、早速実験です。
人工芝から見てスクリーン側に立ち、「おいでおいで」と呼んでみました。
見慣れぬ物に興味を引かれたか、どたどたハイスピードでやって来ます。


「ん?何だろう」とばかりに触っています。


どうやらちょっと痛かった模様。
ぷいと横を向いてしまいました。

こちら側には侵入して来ません。
実験成功です。


しかし人工芝1列では、やや心許無い。
居間の方も試しにラック前に1列数枚を敷いてみましたが、こちらは横から迂回したり、芝を手で動かしたりで、侵入されました。
侵入すると、小型スピーカを動かすわ、PS3の電源を入れるわ、レコーダーのトレイの蓋をかぱかぱ開けるわ、破壊の日がいずれ近いことを予感させます。
そこで、ここは2列にしました。
写真左手前には本人が乗る遊具があるので、システムには近付けません。

今の所は問題無く、防壁となっています。
ホームシアター側も念の為に、あと1列追加しておいた方が良さそうです。


しかし足の裏の皮膚が厚くなると、子供は体重が軽いので痛さも無くなる筈。
K夫妻の家でも、歩くようになったら呆気なく突破されたと聞きました。
Xデーは意外に近いかも知れません。