days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

ささやか打ち上げディナー@リストランテ アルティ


ささやかな打ち上げを兼ねて、ここを2ヶ月振りに訪ねました。
あかろんさんいなちゃんもお誘いして、妻と4人でのディナーです。
レロエ・オヴェストにも行きたかったのですが、会社のある六本木から来た友人2人の時間を考え、鷺沼のこちらにした次第。
次回はレロエにもお連れしますとも、えぇ。
急な誘いに乗ってくれた2人に感謝です。


今回はワイン込みで1人2万円以内の予算で、フォアグラとウニ以外は食べられるのでお任せでお願いしました。
料理だけではなく、IVOさんがどんなワインを選んでくれるのかも楽しみです。


まずはスパークリング・ワインを頂き、前菜の登場です。
とうもろこしの冷製スープとサマートリュフ トリュフバルサミコソース。

スープの真ん中にあるのはジュレ
いきなりこの美味しさですか。
参りますね。
そして、トリュフ入りのバルサミコを好みでたらします。

このバルサミコ、10年ものだそうですが、香りが丸みのある濃厚。
味も同様です。
自家製フォカッチャに付けて食べてしまいました。


前菜その2。
北海道産 キンキの一夜のリゾット。

魚のリゾットは珍しいと思うのですが、チーズと魚が合うんです。
キンキも一夜干しなので香りがしてチーズに負けていません。
無論、リゾットはアルデンテ。


途中からは白ワインを空けます。

Marramieroという銘柄のもの。
ラベルにはシャルドネと書いてありました。
喉が渇いていたのと、美味しいのとで、思わずごくごく飲んでしまいました。
優しい友人たちから厳しい突っ込みを受け、後から香りを嗅いでいます。


プリモ・ピアッティはズワイ蟹とストラキーノ・チーズのファゴッテーニ。白いトマトソース。

写真1番右にあるのは小桃トマト。
これが甘くてびっくり。
でもトマトなんです。
これとパスタを交互に食べます。
この料理には赤ワインも合いますよ、ということで2本目行きました。

写真がピンボケでちょっとよく分からないのですが、銘柄は先の白と同じようですね。
2006年ものだったと記憶していますが、若いながらも飲みやすかった。
料理に負けないワインでした。


プリモ・ピアッティその2は、クラシックなカッチョ・エ・ペペ。

パンチェッタの塩味とチーズ、アルデンテのパスタ。
そして挽き立てで香り立つ胡椒。
幸せです。


セコンド(メイン)はフランス産ヴァンデ 鳩のロースト。
ソースはサングエ。

皮も美味しいけれども、赤くて濃い肉が何とも。
ということで赤ワイン2本目です。

どっしりとまで言わないまでも、強め。
この辺になると、さすがに少々酔って来ますね。
飲み終わると、お店からデザート・ワインがご馳走されました。

嬉しいですね、こういう配慮を頂くと。
そしてこの甘いお酒に合うのはチーズの数々。

左下はトリュフ入りハチミツ。
今日はトリュフずくしだなぁ。


最後はデザート。
カルヴァドスアールグレイのプリンです。

主賓にはメッセージ入りの皿を出して頂きました。


最後まで心と技巧のこもった料理とサーヴィス。
来る度に嬉しい驚きで楽しませてくれました。
最後は印刷してくれたメニューを各人に渡してくれました。
このサーヴィスも思い出になって嬉しいですよね。


ご馳走様でした。