どっちが高音質?
このところムクムクと頭をもたげて来ている疑問。
それは、昨冬に出たパイオニアのフラッグシップ機コンビ、BDP-LX91&SC-LX90と、今夏に出た同じくパイオニアの新ミドルクラスコンビ、BDP-LX52&VSA-LX52とでは、どちらが高音質なのか、ということです。
それぞれBlu-ray DiscプレイヤーとAVアンプのコンビですね。
前者は430,000円&880,000円。
後者は88,000円&150,000円。
価格は圧倒的に前者が勝っています。
前者コンビは何度か視聴する機会がありましたが、さすがに画質も音質も素晴らしいものでした(こことかこことか)。
後者に関しては、実機は全くの未視聴です。
しかし後者は、それぞれをHDMI接続して可能な「PQLSマルチチャンネルサラウンド」機能なるものを搭載しており、これが最大の売りとなっています。
この機能、要はBDなどに収録されているロスレス音声なぞをリニアPCMに変換して出力するというもの。
…むむむ?
これって、ロスレス音声の否定になるのでは???
それとも私の理解力不足?
AVメーカー各社はロスレス音声万歳とばかりユーザーをせっついて買わせて来たというのに、今に至って「やっぱりLPCMだよね」という戦略ということでしょうか。
それもどうかと思いますが、単純な好奇心としては、「さてPQLSって如何ほどのものなんでしょう」という思いもあるのです。
どちらのコンビも持っている人は少ないでしょうが、さて実際の聴き比べもしてみたいものです。
画質に関して言えば、恐らくはフラッグシップ・コンビの方が良いのでしょうけれども。
- BDP-LX91公式サイト:http://pioneer.jp/blu-ray/player/bdp-lx91/index.html
- SC-LX90公式サイト:http://pioneer.jp/components/avamp/lx90/index.html
- BDP-LX52公式サイト:http://pioneer.jp/blu-ray/player/bdp-lx52/index.html
- VSA-LX52公式サイト:http://pioneer.jp/components/avamp/lx52/index.html